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明日は変えられる。

【PR】男性も他人ごとではない「貧血」と「腎臓」の深~い関係

高地トレーニングが創薬のヒントに

 荒川直樹=科学ライター

 低酸素下でのエリスロポエチン産生のカギを握るのは、体内でエリスロポエチン産生を促す因子として働くHIF(低酸素誘導因子)というたんぱく質。通常の酸素濃度下では、HIFはつくられるとすぐに「HIF代謝酵素」によって分解されてしまい、作用しない。しかし、低酸素状態ではHIF代謝酵素が働かなくなり、HIFは分解されずに細胞核の中に入る。そして、エリスロポエチンなどの産生が促され、赤血球をつくって増やす一連の反応が連鎖して起こるのだ。

図2 低酸素環境下でエリスロポエチンが分泌され、赤血球が増える仕組み

 こうしたHIFの反応によるエリスロポエチンの産生誘導は、腎臓だけでなく、全身の細胞でも起こることが知られている。つまり、腎臓機能が低下している人でも、腎臓以外の細胞でHIFによるエリスロポエチンの誘導はできるということだ。だから、通常の酸素濃度下でもHIFが分解されないようにできたなら、つまり、HIFの代謝酵素を阻害できたなら、自前のエリスロポエチンが分泌されて赤血球を増やすことができる、ということになるわけだ。

 アステラス製薬が開発するHIF代謝酵素の働きを阻害する新薬は、現在、開発の最終段階となる「第3相臨床試験」が行われている。

(図版:ガー皇子)

アステラス製薬の情報サイトはこちら

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