痛風は30年前の4倍以上! 今や「おじさんの病気」ではない
第1回 発作も怖いが、高尿酸を放置すると腎機能低下や尿路結石も
村山真由美=フリーエディタ―・ライター
今や「おじさんの病気」ではない、若い世代にも増えている
痛風というと、ミドル以上の男性の「おじさんの病気」というイメージがないだろうか。確かに、痛風の発症年齢は、1965年の調査では50代がトップだったが、1990年代に東京女子医科大学が行った調査では、30代が最多となっている(*2)。その後、同様の調査が行われていないので最近の傾向は不明だが、大きな変化はないと見られる。実際、今では20代でも珍しくないという。