歩きながらのドローインで脂肪燃焼効率アップ!【ドローイン応用編】
第3回 ドローインの効果をさらに上げる3つのトレーニング
松尾直俊=フィットネスライター
腹横筋を中心としたお腹の筋肉群を強く刺激して、お腹を凹ませた状態を覚えさせていく「30秒ドローイン」。今回は、「もっとお腹を凹ませたい」「とにかく早く凹ませたい」という人のために、ドローインと併せて行うとさらに凹ませ効果が上がる「プラスαのトレーニング」を、健康運動指導士の植森美緒さんに紹介してもらおう。
ターゲットは張りを失った腹横筋
30秒ドローインは腹横筋に収縮を“記憶”させて鍛える
ドローインの効果をさらに上げる3つのトレーニング
前回の「ドローイン実践編」、実行していただけただろうか。お腹を背中側に引き込むという、一見単純な動作だが、やってみると意外と腹部の筋肉を使うことに気がついたのではないだろうか。お腹がうまく引っ込められなかった人も、あきらめずに何度も繰り返していけば、少しずつだが必ずお腹は平らになっていくはずだ。今回は、ドローインにプラスして実行すると、より早く、効果的に腹凹ませを実現できる「プラスα」のトレーニングを植森美緒さんに解説してもらった。
【1】ドローイン・ウォーキングで消費エネルギーが4割増!
「最初にチャレンジしていただきたいのが、"ドローイン・ウォーキング"です。文字通り、ドローインをしながら歩くことで、これなら通勤や通学での移動の途中や買い物の最中にもできます。それに、きちんと目的意識を持ってドローイン・ウォーキングを実行していただくと、腹部の筋肉群がきゅっと引き締まると同時に、腹部の脂肪燃焼をターゲットにした有酸素運動効果も大いに期待できるのです」(植森さん)