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あの人のカラダマネジメント術

小谷実可子さん 快眠のために毎晩欠かさず5分間ストレッチ

元シンクロ五輪メダリストに聞く(2)

 高島三幸=ライター

 あと首をゆっくりと前に倒して、肩甲骨回りの筋肉をしっかり伸ばしてあげます。すると、気の流れがよくなって頭がスッキリします。首のストレッチをしっかりやると、疲労によりぼやっと見えていた景色が、明るくはっきり見えるような気がするんですよね。呼吸も深くなります。はっきり見えることを目安にして、首や肩甲骨回りを伸ばすようにしていますね。

 ささいなことなのですが、毎晩この5分間ストレッチをするだけで、睡眠が深くなりますし、翌日に疲れが残りにくいですね。

 ただ今年は酷暑と言われ、皆さんも寝苦しいと思います。暑いと目が覚めて寝不足になりがち。それを防止するため、暑がりばかりの我が家は家族全員、「おやすみ~」と言いながら、それぞれの冷却枕を持って寝室に行きます。薄いタオルを冷却枕に巻いて寝ると、それほど寝苦さは感じないですね。

私が“ストレス知らず”な理由

「昔から『胃もたれ』と『ストレス』がよく分からないんです」

 これらが私の日々の健康法です。よく「ストレス解消法は何ですか?」という質問を受けますが、実は私、昔から「胃もたれ」と「ストレス」がどんな症状か分からないのです。肩こりも分からなかったのですが、それはこの年齢になってやっと分かるようになりました。

 瞬間的にイライラしたり、カチンとしたりする感情はありますが、それを一切引きずることはありません。ムカッときたら泳ぎながら水の中で「ウワー!」と叫んで発散することはありますが、それで終わり。だからストレスという症状が分からないのです。

 周囲から私は常にポジティブに見えるようですが、“ストレス知らず”も含め、それは私の思考法によるものだと思っています。私が選手時代に学んだ、「起こることには、必ず意味がある」という考え方です。うまくいかないことがあっても、それは自分にとって意味があることなんだと思ってしまうのです。するとマイナスな状況に悲観したり、悩んだりすることなく、解決方法を考えたりして前を向くことができる。

 実際に、今までの自分を振り返ると、すべてその通りなのです。マイナスなことがあったときこそ、自分で進むべき道を選んで、最終的に実になったりしている。それを最初に悟ったのは、20歳のときでした。

次回に続く)

(カメラマン 鈴木愛子、ヘアメイク 住本由香)

【元シンクロ五輪メダリストに聞く】

第1回 小谷実可子さん 50歳を超えて心身がV字回復したと実感
第2回 小谷実可子さん 快眠のために毎晩欠かさず5分間ストレッチ
第3回 小谷実可子さん 20歳で悟ったストレス回避の思考法

小谷実可子(こたに みかこ)さん
小谷実可子(こたに みかこ)さん 1966年東京都生まれ。幼少の頃からシンクロナイズドスイミングの才能を開花させ、高校の時に単身米国にシンクロで留学。88年のソウル五輪でソロ・デュエットともに銅メダルを獲得。休養中に長野五輪招致に携わる。92年のバルセロナ五輪日本代表になるが、出場の機会を得ず引退。現在はスポーツコメンテーターや、「東京2020オリンピック・パラリンピック招致アンバサダー」を務めるなど国際的に活動する一方、指導者として、スポーツクラブや大学などでシンクロの魅力を伝えている。

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