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30~40代から身に付けたい健康習慣

「今年こそ運動を」という人に! 短時間の集中運動HIITトレーニング

東海大・川田医師が提案する30~40代で身に付けたい健康習慣(3)

 二村高史=フリーライター

 30歳を過ぎたら身に付けたい3つの健康習慣を、東海大学医学部の川田浩志教授に教えていただくシリーズの運動編。前回の記事では「食事」をテーマに取り上げたが、今回は気になる「運動」について話を聞いた。「忙しくて時間がない30~40代のビジネスパーソンにぴったり」と川田教授がおすすめする注目のHIITトレーニングって?

健康維持のために「つらい」運動をする必要はない

運動をしたいが時間がない。そんな忙しい人にぴったりなのが、今話題のHIITトレーニングだ(©dolgachov -123rf)
[画像のクリックで拡大表示]

 健康を維持するために、運動をすればいいことは誰でもわかっているだろう。だが、「わかっちゃいるけれど、おっくうになってしまって……」という人は多いに違いない。とくに30代から40代にかけては、仕事や家庭のことに追われているためか、なかなか運動をする時間がとれない傾向にあるようだ。しかもここ数年、運動をしている人の割合はさらに減っているという。

 最近の調査によれば、運動を習慣にしている人は、30代では男女とも1割前後、40~50代では男性が2割前後、女性も1~2割と低い数字が出ている。

棒グラフは、1回30分以上の運動を週2回以上実施し、それを1年以上持続している人の割合。青が男性、オレンジが女性を示している。(厚生労働省2014年「国民健康・栄養調査」、厚生労働統計協会 「図説 国民衛生の動向2016/2017」をもとに川田教授が作図)
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 このような傾向に対して、東海大学医学部内科学系血液・腫瘍内科の川田浩志教授は、次のように解説する。

 「運動の習慣がつかない理由として、運動に対して『大変そう』『つらそう』という負のイメージが強いことが挙げられます。わざわざ貴重な時間を削ってまで『つらいことをしたくない』と思っている人は多いのではないでしょうか。でも、健康維持のために、つらくなるほどの運動をする必要はありません。ウォーキングの習慣を身につけるだけで病気になりにくくなり、死亡率が下がることがわかっています」

 例えば4000人以上の米国男性(平均年齢63歳)を対象にした調査によれば、ウォーキングや軽いサイクリング程度の軽めの運動をするくらいでも、まったく運動しないより明らかに死亡リスクが4割ほど低下することがわかっている(*1)。

 ただ、「死亡リスクが下がる」といわれても、30~40代の人には遠い未来の話に聞こえてしまい、「だったらぜひ歩こう」という気にはなかなかなれないだろう。30~40代における運動を考えた場合、死亡リスク以前に考えるべき要素がある。

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