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中野ジェームズ修一の「遠回りしない体メンテ術」

年々感じる「体力の衰え」の正体とは?

筋力、心肺持久力、筋肉の柔軟性の3つを向上させよう

 松尾直俊=フィットネスライター

体力とは、筋力、心肺持久力、筋肉の柔軟性の3つ

 そもそも、日常生活でよく口にする「体力」とはなんだろうか?

 「体力は、『筋力』と『心肺持久力』、そして『筋肉の柔軟性』の3つを合わせた総合力だと言うことができます」と中野さんは説明する。

 「体力がある状態というのは、筋肉を持久的に動かして力を出すために、心肺機能が効率的に働いて、たくさんの酸素を体内に取り込むことができる状態を指します。それに加えて、筋肉が適度な柔軟性を持っていることで、回復力が高くなります。逆に筋肉が硬いと、回復に時間がかかり、疲れやすくなったなと感じるでしょう」(中野さん)

 体を動かす、つまり筋肉を使うと、血行が良くなる。すると、必要な栄養や酸素を体全体にまで行き届かせることができる。また、代謝によって作り出された不要物質などの排出も促せるようになる。それが体全体の健康に貢献するのだ。

 「例えば、たった1階分なのに、階段を使わずにエレベーターやエスカレーターを使う人をよく見かけますよね。それでは体力は衰える一方です。企業や地方自治体では、省エネと健康のために “2UP 3DOWN”を推奨しているところがあります。これは2階分上がる、または3階分下るためには階段を使いましょうというもの。私はこれをさらに進めて、上下4階分は階段を使うことをお勧めします」(中野さん)

(c)Andor Bujdoso-123RF

 階段を上るときには、足の裏にしっかり体重をかけて、一段跳ばしてみるのもいい。すると、臀部(お尻)の筋肉群に刺激が入り、鍛えることができる。こうすれば、1階分であってもそれなりの刺激になる。

 また、駅やオフィスなどで必ず階段を利用する習慣を身につければ、1回の刺激は少なくても、繰り返すことで効果を期待できるのだ。

女性が医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本

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