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パフォーマンスUPのための“疲れ知らず脳”のつくり方

カギは血糖値! 脳のパフォーマンスを上げる食事術

パフォーマンスUPのための“疲れ知らず脳”のつくり方(3)

 塚越小枝子=フリーライター

 疲れない脳をつくるための生活術として、これまで「睡眠より仕事に直結! マインドフルネスで脳を鍛える」「疲れない脳をつくる1日1回プチ瞑想のススメ」の2つの記事をお届けしてきた。第3回目のテーマは、脳のパフォーマンスを上げる食事の仕方。血糖値をコントロールすることがカギになるというが、一体どのようにコントロールすればいいのだろうか。

脳のパフォーマンスは血糖値によって左右される

朝食にパンを食べるなら、卵などのたんぱく質をセットにして (©nikkiphoto 123-rf)

 おなかが空くと、イライラして不機嫌になり、普段なら気にならないようなことでもカチンとくる――こんな経験はないだろうか? これは空腹で体内の血糖値が下がりすぎ、脳にエネルギーが回らなくなるために起こる現象だ。仕事のパフォーマンスを左右する集中力、想像力、そして感情のマネジメントには、血糖値のコントロールが大きく影響している。

 血糖値とは、血液に含まれるブドウ糖の量のこと。食事によって摂取した炭水化物が分解されてブドウ糖になり、このブドウ糖が小腸から吸収されて血液によって体中に運ばれ、エネルギー源となる。

 体の各器官の中でも、最もブドウ糖を必要とするのが「脳」だ。脳をきちんと働かせるためには炭水化物を摂取しなければならない。しかし、炭水化物をとりすぎると、膵臓(すいぞう)からインスリンというホルモンが大量に分泌される。インスリンはブドウ糖を全身の細胞に送り込んで血糖値を下げる働きをするため、インスリンが大量に分泌されると血糖値が急激に下がり、ブドウ糖が脳に回らなくなってしまう。

 「脳のパフォーマンスを保つためには、単純に炭水化物をたくさんとればいいというわけではなく、血糖値を一定にコントロールするような“炭水化物の戦略的な摂取”が必要となります。血糖値が急激に変動するようなとり方をすると、脳にブドウ糖が回らないだけでなく、毛細血管を損傷することにもなりますから」(西本さん)

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