日経Gooday TOP  > からだケア  > パフォーマンスUPのための“疲れ知らず脳”のつくり方  > 疲れない脳をつくる1日1回プチ瞑想のススメ  > 3ページ目

パフォーマンスUPのための“疲れ知らず脳”のつくり方

疲れない脳をつくる1日1回プチ瞑想のススメ

1日5分、それが無理なら「瞬間瞑想」でもパフォーマンスUPにつながる!?

 塚越小枝子=フリーライター

1日1回プチ瞑想を取り入れよう

 瞑想の方法が分かったら、大切なのは実践すること。いわゆる瞑想状態に深く入り込むには15~20分のトレーニングを要するが、まずは姿勢と呼吸を意識し、1日に5分でもいいので、移動中や入浴中などいつもの習慣のついでに瞑想を取り入れるのがおすすめだ。

 5分の瞑想も難しいという場合は、細切れの"瞬間瞑想"でもいいので、時々姿勢と呼吸を意識し、「その瞬間」に集中するのでもいい。

 「まだ検証中ではありますが、短くても頻度を上げることで瞑想の効果があるのではないかという研究もされています。マインドフルネスはやり方にこだわらず『今ここ』に集中をすること自体が重要なので、実践は生活の中のいろいろな場面で可能です」(西本さん)

 「今ここ」に集中することは、どの瞬間でもできる。たとえば、洗顔しながら、移動中の電車内で、あるいはメールの送信ボタンを押す前に「今ここ」に集中してひと呼吸する、なども一つの手かもしれない。

 また、シャワーを浴びているときや、歩いているとき、ヨガやストレッチをするときなど、自分の体に何らかの感触があるときに、その感覚に集中するのも取り組みやすい方法だ。

 「人間はいろいろなことに考えを巡らせながら生きているのですが、それが多すぎると疲れてしまいます。意識は過去や未来にも向いてしまうものですが、感覚というのは基本的に今ここにしか起こっていないので、体の感覚を通すのは意識を今ここに持ってくる近道になると思います。おいしいものを食べるとき、スマホを片手に『ながら』で食事するのでなく、本気で味覚に集中するのもマインドフルネスを取り入れる一つの方法になります」(西本さん)

 瞑想を1週間に2回ほど実践すれば、ある程度「すっきりする」「落ち着く」という実感が得られる人は多いという。ただし、脳の基礎力を高め、疲れにくい脳をつくるには、継続して実践することが最も大切だ。

 まずは日常の習慣の「ついで」となるタイミングを見つけて、できれば5分、それが無理でも瞬間、瞬間の瞑想を取り入れ、楽しみ工夫しながら続けてみよう。

西本真寛(にしもとまさひろ)さん
Campus for Hリサーチマネージャー・公衆衛生学修士
西本真寛(にしもとまさひろ)さん 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻修了。専門は組織における健康づくり、特にメンタルヘルス(精神保健)。キャンパスフォーエイチはマインドフルネスのアプリ「MYALO」もリリース。

先頭へ

前へ

3/3 page

新型コロナウイルス感染症 最新情報はこちら
  • facebookでシェア
  • Twitterにツイート

PR

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

FEATURES of THEMEテーマ別特集

テーマ別特集をもっと見る

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

PC表示

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.