日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > 夏の疲れはカレーで撃退!  > 不足しがちなたんぱく質・ビタミン・ミネラルはカレーの具材で補おう  > 2ページ目
印刷

夏の疲れはカレーで撃退!

不足しがちなたんぱく質・ビタミン・ミネラルはカレーの具材で補おう

「朝カレー」は具材で簡単グレードアップ!

 仲尾匡代=医療ライター

【お薦め具材3】
温度差によるダメージに立ち向かうビタミンCは夏野菜で

賢く食材を選んで、ビタミンB1やビタミンCを強化しよう。(©serezni-123rf)
賢く食材を選んで、ビタミンB1やビタミンCを強化しよう。(©serezni-123rf)

 夏に積極的に摂りたい栄養素の一つにビタミンCがある。この成分も汗とともに失われてしまうので夏は不足しがちだ。「ビタミンCは、ストレスを感じると消耗されます。強い日差しや室内外の温度差も、体にダメージを与えるストレスとなります。また、紫外線によってできるシミやソバカスの改善にもビタミンCが必要です」と牧野さんは説明する。ビタミンCの抗酸化作用は免疫力向上にもつながるという。

 幸い、暑い時期に旬を迎えるピーマンししとうゴーヤなどといった夏野菜にはビタミンCが豊富に含まれている。これらの色の濃い野菜には、同じく抗酸化作用のあるポリフェノールを豊富に含むのでなお良いとのこと。

 通年の野菜なら、パプリカかぼちゃもお薦め。これらの野菜に多く含まれるカロテンも抗酸化作用が期待できる。

ビタミンB1だけじゃない、ビタミンB2、B12も夏バテ対策に必須!

 エネルギーは炭水化物の糖質からだけでなく、脂質からも作られる。その際に必要となるのが、ビタミンB2である。ビタミンB2が多く含まれる食材といえば、である。

 カレーには脂質も多く含まれるので、ぜひ卵と合わせて食べることをおすすめしたい。ゆで卵をトッピングしたり、生卵をかけたり。サイドメニューのサラダに加えてもよいだろう。また、脳の働きに関与し、不足すると食欲不振になりやすいビタミンB6ビタミンB12の摂取も心がけたい。

 B6は青魚などの魚介類に、B12はあさりに多く含まれている。これらが足りなくなると、代謝が滞ったり、貧血などで疲れやすくなるので要注意だ。これらは、水煮の缶詰を利用すると手軽にメニューに加えられる。

【お薦めのつけあわせ&サイドメニュー】
疲労回復には酢酸・クエン酸、ミネラル補給には生野菜や果物を

疲労回復やミネラル補給に野菜や果物の力も侮れない。(©amarosy-123rf)
疲労回復やミネラル補給に野菜や果物の力も侮れない。(©amarosy-123rf)

 地方や家庭によって違いはあるが、カレーのつけあわせというと、一般には福神漬けやらっきょうが定番となっている。しかし、毎回福神漬けやらっきょうではつまらない。夏の疲れに効果が期待できるつけあわせやサイドメニューはないのだろうか。

疲労回復に酸味が効く塩分少なめのピクルスがおすすめ!

 「酸味は、酢酸クエン酸によるもの。これらの成分には、疲労物質と呼ばれる乳酸が、体にたまらないように取り除いたりする働きがあります」(牧野さん)。酢酸やクエン酸は胃腸の働きを活発にするので、食欲不振の解消にもつながるそうだ。酸っぱいものを食べたり、匂いを嗅いだりすると出てくる唾液も、消化を助ける働きがある

 牧野さんが薦めるの“酸っぱいつけあわせ”は、野菜のピクルス。カレーのスパイスとの相乗効果で、食欲改善、消化吸収の効率化につながるという。

汗とともに流出したミネラルは生野菜や果物で補おう

 夏バテの原因の一つに、カリウム不足があるのをご存じだろうか。体がだるい、力が入らないというのは、カリウム不足で起こる不調だ。夏場は汗とともにカリウムが排出されやすい。さらに、カリウムが足りないと足がつることも。足がつるのは、冷房で冷えたせいだけではないのである。

 なお、ナトリウムも汗で流出するが、牧野さんいわく「日本人は、普段の食事でナトリウムを摂り過ぎているぐらい。激しい運動などをしたのでないならば、汗で多少排出されたからといっても心配いりません」(牧野さん)。牧野さんによると、カリウムを摂取するには、生野菜を食べるとよいとのこと。野菜サラダをサイドメニューにするとという。

 果物にもカリウムは多く含まれているので、デザートで食べるならそれでもOKだ。デザートに柑橘類を食べるのは、ビタミンCが摂取できて一石二鳥だ。

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 疲労解消は「脳の疲れ」をとることから

    しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

  • 怖い病気を招く「中性脂肪」を食事・運動で徹底対策!

    健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。

  • 長年の悩み「腰痛」を解消! 痛みを和らげる体操4選

    腰痛は日本人の国民病とも言える身近な症状だ。特に問題なのは、原因がはっきりしない、「なんだか知らないけど、いつの間にか…」始まってしまう「慢性腰痛」だ。長年にわたって慢性腰痛で悩む人は少なくない。そこで、今回は長引く腰痛の解消が期待できる体操を一挙紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.