日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > 夏の疲れはカレーで撃退!  > 不足しがちなたんぱく質・ビタミン・ミネラルはカレーの具材で補おう
印刷

夏の疲れはカレーで撃退!

不足しがちなたんぱく質・ビタミン・ミネラルはカレーの具材で補おう

「朝カレー」は具材で簡単グレードアップ!

 仲尾匡代=医療ライター

暦の上では秋に突入したが、いまだエアコンは冷房モードで稼働しているオフィスも少なくないだろう。夏の暑さによる“疲れ”には「カレー」がいい。カレーに含まれるスパイスは漢方薬で使われている生薬そのもの。特に、1日のスタートである朝に食べると代謝が上がり、自律神経を整えるといった恩恵を感じやすい。最終回となる今回は、カレーの具材とつけあわせに着目し、朝カレーのチカラをグレードアップさせる秘訣を管理栄養士の牧野直子さんに聞く。効率よく疲れを取るには、「豚肉」と「酸っぱいもの」がカギとなる。

夏の疲れに効くカレー、さらなるパワーアップに必要な具材やつけあわせは?(©jreika-123rf)

 これまで2回にわたって、“今どきの夏バテ”の原因を探りながら、その対策として効果的なカレーの食べ方「朝カレー」について紹介した(*)。カレーに含まれるスパイスは、夏バテの原因となる自律神経の乱れや代謝の低下などに効果があるが、スパイスだけで不足する栄養素を補うことは難しい。最終回となる今回は、「朝カレー」をより効果的にするための、お薦めの具材やつけあわせ、一緒に摂りたいサイドメニューなどについて、管理栄養士の牧野直子さんに話を聞いた。

*関連記事
知ってた? カレーは“おいしい”漢方薬
朝カレーで仕事のパフォーマンスを底上げしよう!

【お薦め具材1】
エネルギー生成に必要なビタミンB1、豚肉&大豆で補おう

 夏バテの原因の一つにエネルギー不足があげられる。ご存じのように、エネルギーは、主にご飯やパンなど主食の糖質から作られる。この糖質がエネルギーに変わるときに必要とされるのがビタミンB1だ。

水溶性のビタミンB1は汗と一緒に出ていってしまう

 大量の汗をかく夏場は、水溶性のビタミンやミネラルを失いやすい。「ビタミンB1は水溶性で、体内に蓄積しておけないので、汗をかく夏は不足しがちです」と牧野さんは話す。特に、ジュースなどの甘い飲み物やのどごしのよい麺類などの摂取が増え、糖質を過剰に摂ると、より多くのビタミンB1が必要になる。

 「ビタミンB1を強化したカレーなら、大豆とひき肉のキーマカレーなどがいいでしょう」(牧野さん)。ビタミンB1が豊富な食材といえば、肉類なら豚肉、魚ならカツオ紅鮭、そのほか、大豆などが挙げられる。さらに、主食なら玄米胚芽米全粒粉のパンなどにも多く含まれている。

 中でも豚肉は、脂身の少ない“モモ肉”や“ヒレ肉”はビタミンB1を多く含む。一方、魚はカレーの具材に向かないように思うかもしれないが、カレーソースとしてフライやソテーにかければ、ビタミンB1が豊富な1皿になる。

【お薦め具材2】
ビタミンB1の吸収を高めるアリシンをにんにく&たまねぎで

 ビタミンB1は、にんにくたまねぎニラなどの香り成分であるアリシンと結合すると、水に溶けにくくなり、長時間にわたる効果が期待できる。ビタミンB1を効果的に摂取するためには、にんにくや玉ねぎを一緒に摂るのがおすすめだ。どちらも古くからカレーに使われている、おなじみの食材だ。

1/3 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 筋肉を衰えさせない「たんぱく質」の正しい摂取法

    最近、筋肉の大切さが指摘される中で、「たんぱく質をしっかりとるべき」という意識が定着しつつある。だが、たんぱく質は、誤解されていること、そして知っているようで知らないことが多くある。いくらとってもいいのか、肉と大豆ではどっちがいいのかなど、即答できない人も多いだろう。本特集では、たんぱく質の基礎から、正しい摂取法、そして身近な食品に含まれるたんぱく質の量までを一挙に紹介する。

  • あなたの腎臓、大丈夫? 急増する慢性腎臓病を防ぐ

    普段あまり意識することの少ない「腎臓」。だが近年、人口の高齢化に伴い、慢性腎臓病から人工透析へと至る患者が急増している。腎臓は、ひとたびその機能が失われると、坂道を転がり落ちるように悪化していく。そうなる前に腎臓の異常を察知し、腎機能の悪化を食い止めるにはどうすればいいのか。重要ポイントをまとめた。

  • もの忘れと将来の認知症の関係は?

    「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」…。“もの忘れ”は、ミドル以上なら誰にでも経験があるもの。本特集では、もの忘れの原因は何なのか、将来の認知症につながるのかなどについて紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2018 Nikkei Inc. All rights reserved.