【夏の新快眠術】エアコンはつけっ放しでOK、体の冷やすポイントはここ!
ダニ退治は天日干しでは不十分、朝日は遮光カーテンで調整
伊藤和弘=フリーランスライター
今年もまた寝苦しい夏がやってきた。ただでさえ十分な睡眠時間を確保できない忙しいビジネスパーソンにとって、熱帯夜が続くこの季節は最悪だろう。眠れない夜をなくすにはどうしたらいいのか。編集部が集めた数十の“夏の快眠ノウハウ”の中から、睡眠の大家である日本大学医学部精神医学系の内山真主任教授に真偽を尋ね、お墨付きを得たものを「生活習慣」「食事・運動」「睡眠環境」のジャンル別にお届けしていく。1回目の「生活習慣編」、2回目の「食事・運動編」に続き、今回は「睡眠環境編」をお届けしよう。

夏の睡眠を考えたとき、最大の問題は暑さだろう。ここ数年、8月の首都圏では最低気温が25℃以下に下がらない「熱帯夜」が続くことが当たり前になっている。エアコンの使用はやむを得ないとしても、健康に害はないのか、朝までつけっ放しでもいいのか、など気になるところだ。
まずは、「睡眠環境」にまつわる快眠リテラシーを下のチェックリストで確認してみてほしい。この中に正しいと思うものが1つでもある方は、誤った快眠術を実践している可能性が高い。以下に紹介する正しい快眠術を習得、実践することをお勧めする。
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