60代前半の9割が「もの忘れが心配」…将来の認知症との関係は?
日経Gooday読者アンケート調査
日経Gooday編集部
規則正しい生活を送っているともの忘れが少ない
それでは、どのような生活を送っている人が「脳機能低下のリスク」が少なく、認知症を避けることができるのでしょうか。築山さんによると「規則正しい生活を送っている人」だそうです。例えば、「毎日、規則正しい時間に三食とっている」という人が最も「もの忘れが心配」と答えた割合が低いという結果となりました。
飲酒についてはどうでしょうか。1日当たりの飲酒量が「1~2合」(日本酒換算)の人が最も「もの忘れが心配」と答えた人の割合が低くなりました。このように適量をたしなむ人よりも、「3合以上」と飲み過ぎてしまう人のほうが「もの忘れが心配」という人が多く、9割近い結果となりました。
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- 毎日同じ時間に起きることが最も重要