50代前半で「ガクン」とくる! 不調と運動・飲酒・食事の関係は?
日経Gooday読者アンケート結果
日経Gooday編集部
男性は年齢とともにどんな体の不調(変調)を感じるようになるのでしょうか。食事や運動、生活習慣と不調の関係はどうでしょうか。このテーマについて、日経Goodayの読者にアンケート調査を実施しました。特集「不調を吹き飛ばせ! 男性ホルモンがあなたを変える」と併せてお読みください。
- 手法 インターネットによるアンケート調査
- 調査期間 2017年8月1日~8月31日
- 回答数 504名
4割近くが「尿意で夜中に起きてしまう」
まず、アンケート調査の回答者の年齢構成は上の通り。50代と60代が多く、70代以上も24.6%でした。
「体の変調がありますか?(複数可)」という質問については、「尿意で夜中に起きてしまう」と答えた人が最も多く、38.1%でした。それに、「午後眠くなる」「ED、朝立ちがない」「尿の出方が弱い」「関節や筋肉が痛い」などが続きます。
「こうした症状は、男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因となっている可能性があります」と語るのは、日本Men’s Health医学会理事長で順天堂大学大学院泌尿器外科学教授の堀江重郎さんです。「夜中におしっこに起きるようになったら要注意」(堀江さん)とのこと。
50代前半で「ガクン」とくる!
それでは、いつごろからこういった変化や症状を自覚するようになるのでしょうか。先ほどの質問で「とくに変調はない」と答えた人の割合を、年齢構成ごとにグラフにしてみると、上のようになりました。40代後半が26.7%であるのに対し、50代前半は7.9%と、ガクンと減っています。今回の調査では、50代前半で体に変調が起きる人が多いということが見てとれます。
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