あなたの運動の負荷、頻度は十分ですか?
日経Gooday読者アンケート「運動習慣」に関する調査
日経Gooday編集部
病気の予防、症状の改善を目的に運動する人は多い
運動する目的についても聞いてみました。「なるべく健康でいたい、健康寿命を延ばしたい」と答えた人が最も多く7割を超え、それに「体がなまらないように、運動不足にならないようにしたい」(60.3%)、「生活習慣病などの病気のリスクを下げたり、予防したい」(50.3%)と続きます。
多くの人が、病気になる前に運動習慣を身につけ、予防に生かしているのに対し、すでに病気になってしまった人、あるいは、医師から「運動しなさい」と指摘された人もいます。「健康診断などで医師から『運動しなさい』と言われた」と答えた人は10.6%、「病気を改善したり、進行を遅らせたい」と答えた人は6.7%いました。
例えば、生活習慣病の予防や対策でも、有酸素運動や筋力トレーニングが推奨されています。具体的に、どのような運動をどれぐらいの頻度で行えばいいのかについては、特集記事「『1カ月で3kg減量』は失敗? まず筋肉を増やすのが近道」も参考にしてください。
最大の悩みは「運動の頻度」
運動に関する悩みについて聞いたところ、最も多かった答えが「運動の頻度を上げたいが、できない」(24%)でした。多くの人が、仕事などが忙しくて、運動の時間を確保しづらいと考えていることがわかりました。
それに続いて、「運動すると痛くなる体の部分がある」(21.2%)、「運動を続けているが成果が実感できない」(12.8%)、「どのようなメニューをやればいいのかわからない」(12.3%)などの悩みを挙げる人が多くいました。運動習慣があるものの、成果が実感できない人、運動メニューが正しいかどうか自信がない人も少なくないことがわかりました。
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- 「週1回程度」の運動では効果なし?