血液力も、下記のように、都市とライフラインの関係で例えると分かりやすい。
【2】 血管 : 道路
【3】 血流 : 車のスピード
「中央から地方都市に人材や荷物を届けようとするとき、どんなに素晴らしい人材や荷物(血液)を車にのせていたとしても、道路(血管)が狭かったり、車のスピード(血流)が出なかったりすれば、届くまでに時間がかかります。また、たとえ広くて立派な道路(血管)が整備されていたとしても、車にのせている人や荷物(血液)の量や質に問題があれば、地方の活性化はスムーズにいかないでしょう」(福田さん)
このように、3つは相互に関わり合いながら、トータルな血液力を作りだしているのだという。この3つに問題がない状態だと、細胞の新陳代謝や活動がスムーズなので、外見的には若く見え、肌荒れ、冷えなどの不快症状も少なく、もちろん、病気にもなりにくいのだそうだ。
【血液力が高い人】
- 肌にツヤがあり、シミ、シワなどの肌トラブルが少ない
- 髪や爪のトラブルが少ない
- 体に柔軟性があり、肩こり、腰痛などが少ない
- 20代のときとさほど変わらない体重と体型を保っている
- 1年中、冷えをあまり感じない
- 穏やかな気持ちで何事にも対処できる
【血液力が低い人】
- 肌荒れしやすい
- 肌にツヤがない
- 唇の色が黒ずんでいる
- 髪や爪のトラブルがよく起こる
- 肩こりや腰痛になりやすい
- 胃腸の不調がよくある
- 肥満
- 手足が冷える
- イライラすることが多い
- 関節痛が起こりやすい
- 足がつりやすい
血液力が健康や見た目に大きく影響することは分かった。では、血液力を高く維持するにはどうすればいいのだろうか?
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