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眠りの上達法

パソコン作業型から交代制まで!働き方別 パフォーマンスを上げる眠りの極意

睡眠のお悩みパターン別 睡眠の実践テクニック

 西門和美=フリーライター

3.交代制勤務型

(©Katarzyna Bia??asiewicz 123-rf)

 「生活時間が不規則になりがちなこのタイプの人には、入眠後の3時間が特に重要。睡眠の深さには波があり、深くなったり浅くなったりします。そして、深い睡眠が訪れるのは特に最初の3時間。この間に質の良い眠りをとることで、短時間でも効果的に身体を休めることができます。」と、小林さん。

 睡眠は、量よりも質。長時間は眠れないということであれば、入眠後3時間を充実させる努力をしよう。たとえば、朝6時から眠る人にとって入眠後3時間といえば6~9時頃。同居する家族が朝食をとったり外出の準備をしたりと動き回るせいで、目が覚めてしまうケースも多いだろう。

 そんな場合は「家族が動き回る部屋から、なるべく離れた場所で寝る」「静かに行動してくれるように協力をお願いする」といった工夫をしてみるといい。

4.海外出張型

(©fred goldstein 123-rf)

 時差ボケを防ぐためには、目的地の時間に合わせて睡眠や食事のタイミングをコントロールするのがおすすめだ。

 「現地時間に照準を合わせて過ごしておけば、時差の影響を小さくできます。現地時間に合わせて食事をとり、眠り、光を浴びるようにしましょう」(小林さん)。

 機内にいるときの、タイミングが合わない食事や光はシャットアウト。現地時間を参照しながら、機内食を食べないようにしたり、アイマスクをつけて眠ったりすればいい。また、周囲が眠っていても、現地時間が日中となる時間帯には照明をつけるなどして光を浴び、起きておく。こうして体のリズムを調整しておけば、目的地でも眠気にさほど悩むことなく過ごせる可能性が高いのだと言う。


◇     ◇     ◇


 小林さんは、「効率の良い眠りのために必要なのは、技術です。睡眠のメカニズムを知り、ライフスタイルに合わせた技術を活用してください」と語る。

 人生の約3分の1は睡眠時間だといわれている。この時間を充実させることで心身は健やかになり、より豊かな人生を手に入れられるはずだ。

小林孝徳(こばやしたかのり)さん
ニューロスペース社長
小林孝徳(こばやしたかのり)さん 1987年生まれ、栃木県出身。新潟大学理学部物理学科卒業。ITベンチャー企業を経て2013年にニューロスペースを起業。筑波大学や医療機関そして多くの民間企業と連携し、産業現場での睡眠改善と労働生産性の最大化を専門とする。

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