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「危険ないびき」を撃退しよう

いびきの最初の検査はとても簡単、自宅でOK

第3回 「危険ないびき」を疑ったら睡眠時無呼吸症候群の検査を

 梅方久仁子=ライター

簡易検査で「軽症だから様子をみよう」はご法度!

 「現在、SASの精密検査に健康保険の適用を受けるには、まず簡易検査を行うことになっているため、病院を受診していきなり精密検査は受けられません。簡易検査だけなら、専門の睡眠外来でなくても実施できるので、信頼できるかかりつけ医がいれば、そちらに相談してもいいでしょう」と村田院長。ただ、簡易検査の結果、AHIが5を少し上回る程度の軽症のSASだった場合に「軽症だからとりあえず様子を見よう」と勝手に判断するのはご法度だ。

 「もし簡易検査で無呼吸や低呼吸が少しでも認められたら、必ず専門外来で精密検査を受けてください。精密検査では、AHIが簡易検査の2~3倍に増えるのが普通です。簡易検査で軽症と出ても、精密検査後では重症と診断されることは、珍しくありません」と村田院長は言う。

 「SASは、あまり本人の自覚症状がありません。以前、『夫のいびきがうるさくて』と夫を連れてきた妻が、説明を聞くうちに『ひょっとして、私も?』と検査を受けてみたら、実は妻の方が重症だったということもありました。重症のSASでも、眠気などの自覚症状があまり出ない人もいます。まずは、ちょっとでも怪しいと思ったら、簡易検査を受けてみてください」とのことだ。

 次回(「いびきや無呼吸がなくなれば、快適な目覚めが訪れる」)は、SASと診断されたときの治療法について紹介しよう。


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村田 朗(むらた あきら)医師
御茶ノ水呼吸ケアクリニック 院長
村田 朗(むらた あきら)医師 1983年日本医科大学卒業。専門は睡眠時無呼吸症候群、COPD。国内の睡眠時無呼吸症候群治療の中心的な存在であり、年間2万4000人の患者数は国内でもトップレベル。2003年2月26日、山陽新幹線の運転手居眠り事故の原因として、当時まだ認知度が低かった「睡眠時無呼吸症候群」を初めて大々的にメディアで取り上げたことでも知られる。

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