日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > “蚊に刺されやすい人”必見! 専門家がすすめる蚊刺され対処法  > 蚊、ネコノミ、ヒアリ…虫に刺されたらどう対処すればいい?
印刷

“蚊に刺されやすい人”必見! 専門家がすすめる蚊刺され対処法

蚊、ネコノミ、ヒアリ…虫に刺されたらどう対処すればいい?

ぶり返すかゆみには、予防的にステロイド入り外用薬を塗るのもオススメ

 夏秋 優=兵庫医科大学皮膚科准教授

蚊に刺された後のあのかゆみ。人によっては、長い間かゆみに悩まされます。虫刺され用の市販薬は数多く販売されていますが、どのように選べばよいのでしょうか。虫刺されに詳しい、兵庫医科大学皮膚科准教授の夏秋(なつあき)優先生に、蚊などの吸血性の虫の話を中心にお話を聞きました。最近話題のヒアリについても最後に少し触れています。「蚊などに刺されてかゆい場合は、保冷剤などで刺された所を冷やすと局所の感覚を鈍らせ、かゆみを感じにくくすることができます」と夏秋先生は話します。

刺されてかゆい蚊はアカイエカ? ヒトスジシマカ?

 日本ではアカイエカやヒトスジシマカに吸血されることがほとんどですが、ヤブカの仲間のヒトスジシマカのほうが、かゆみや赤みといった炎症が強く出るのが一般的です。刺された部位による違いはあまりありませんが、例えばまぶたや指など、もともと炎症が起こると腫れやすい部位や、感覚が敏感な部位では、かゆみや腫れがひどくなります。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]
一般的に、アカイエカ(写真左)よりヒトスジシマカ(写真右)の方が、かゆみや赤みといった炎症が強く出ます。(提供:兵庫医科大学皮膚科 夏秋 優先生)

刺されたら市販薬で対処。炎症がひどい場合はステロイド

かゆみが強いときや、炎症が強く出やすい人は、ステロイドが入った外用薬を選びましょう。(c)Marek Gaidukevic-123rf

 蚊に刺された後、症状が軽い場合は自然に治るのを待つとよいですが、かゆみが強いときには、虫刺され用の市販薬で対処するとよいでしょう。炎症によるかゆみには、原因となるヒスタミンをブロックする抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミンなど)、スーッとした刺激でかゆみを感じにくくする清涼成分(l−メントールなど)の入ったものが有効です。かゆみが強いときや、もともと炎症が強く出やすい人は、炎症を抑えるステロイド(デキサメタゾン、プレドニゾロンなど)が入った外用薬を選びます。市販薬のパッケージには、有効成分が記載されているので、そこを参考にしてください。薬剤師や登録販売者に尋ねてもよいでしょう。

 もし、かき傷があるときは、清涼成分がしみて痛むことがありますが、必ずしも使わないほうがよいというわけではありません。多少しみる程度の刺激があるほうが、かゆみが和らいでよいという場合もあります。それぞれの好みで判断するとよいでしょう。

かゆみがぶり返す人は予防的にステロイドを塗っておく

表◎ 蚊を含む虫刺されに対する反応と日本人に見られやすい年齢の目安(夏秋先生による)
[画像のクリックで拡大表示]

 刺されてすぐにかゆくなり、一度治まるが翌日再びかゆくなる「ステージ3」(右表)の人は、刺されてすぐのかゆみが一旦治まった後に、ステロイド外用薬を塗ると、翌日に再び来るかゆみや赤みがかなり軽くなります。

1/3 page

最後へ

次へ

日経グッデイ春割キャンペーン

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを上げる実践的な対策

    健康診断で多くの人が気にする「コレステロール」。異常値を放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症のリスクが高まっていく。数値が悪くても自覚症状がないため、対策を講じない人も少なくないが、異常値を放置しておいてはいけない。では、具体的にどのような対策を打てばいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、健診結果のコレステロール値の見方から、具体的な対策までを一挙に紹介していこう。

  • 老化を進める「糖化」から身を守る対策とは?

    “老けにくい”体にしたいというのは誰もが共通に思うこと。その老化の原因の1つとして最近注目されているのが「糖化」だ。この糖化、見た目の老化はもちろん、体内の血管や内臓、骨、関節などの機能低下にも密接に関わっているという。糖化リスクを遠ざけ、老化を遅らせるためには何を実践すればいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、糖化の健康への影響から、その対策までを一挙に紹介しよう。

  • 歩くだけではダメ? 失敗しない運動習慣の作り方

    「ひと駅前で降りて歩く」「テレビを見ながら軽い筋トレをする」…これをもって「運動習慣がある」と思っている人は意外と多い。しかし、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは「強度の低い運動、筋肉がつかないような運動は、いくら続けても十分な成果が得られません」と断言する。では、健康診断で引っかかった数値を改善したり、カロリーを消費して減量したり、病気を予防するといった目的を達成するためには、どのような運動をすればいいのだろうか?

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Goodayマイドクター申し込み

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.