日経Gooday TOP  > からだケア  > “蚊に刺されやすい人”必見! 専門家がすすめる蚊刺され対処法  > 相乗効果! プロは長時間作用型と1プッシュで“蚊が居づらい環境”を作る  > 3ページ目

“蚊に刺されやすい人”必見! 専門家がすすめる蚊刺され対処法

相乗効果! プロは長時間作用型と1プッシュで“蚊が居づらい環境”を作る

週に1回、家の周りのたまり水をなくし蚊の発生を防ぐ

 足立雅也=日本防疫殺虫剤協会技術委員

1週間に1度、家の周囲の掃除で蚊の発生を防ぐ!

東京都は蚊の発生防止対策を強化するために、ポスターを作成しています。(資料提供:東京都福祉保健局)
東京都は蚊の発生防止対策を強化するために、ポスターを作成しています。(資料提供:東京都福祉保健局)

 蚊に刺されないための対策と同時に、蚊を発生させない対策も大切です。蚊が吸血してから産卵し、幼虫(ボウフラ)から成虫に育つまでには、2~3週間程度かかります。ですから、1週間に1度、家の周囲を掃除しておけば、卵や幼虫のうちに退治でき、蚊の発生を防ぐことができます。

 その際、大切なのは幼虫の発生源となる溜まり水をなくすことです。庭やベランダに空き缶やビン、発泡スチロールの箱、バケツやジョウロ、長靴、植木鉢の受け皿といった水の溜まりやすいものを放置していませんか? 溜まった水に、葉っぱが1枚でも落ちれば、幼虫は成長することができます。こうしたものは完全に撤去するのが一番ですが、どうしても片付けられない場合は、底を上にして逆さに置くなど、水が溜まらないようにしましょう。

 側溝や雨どい、ベランダの排水溝なども、水や落ち葉が溜まらないようにします。どうしても水を溜めておく必要がある場所には、メダカなど幼虫(ボウフラ)の天敵を入れるといった対策が有効です。必要のない穴やくぼみは埋めてしまいましょう。このように、身近にできる蚊の対策はたくさんあります。ぜひ、一人ひとりが意識して、習慣にしていってほしいと思います。

     *     *     *

 次回からは、蚊に刺されるとなぜかゆいのかについて、虫刺されの病態に詳しい、兵庫医科大学皮膚科准教授の夏秋優先生に話を伺います。蚊に刺される回数によって、赤みや腫れのメカニズムが変わっていきます。蚊に刺されても、何も反応が現れない人とは? 次回の公開をお楽しみに。

(談話まとめ:田村知子=フリーランスエディター)
足立雅也(あだち まさや)さん
日本防疫殺虫剤協会 技術委員、日本ペストロジー学会 企画委員、日本建築衛生管理教育センター 防除作業監督者講師
足立雅也(あだち まさや)さん 2001年に害虫防除用資機材を扱う鵬図商事へ入社。全国のペストコントロール協会や自治体などに、害虫防除に関係する講義や実習を行っている。共著に『トコジラミ読本』(日本環境衛生センター)がある。

先頭へ

前へ

3/3 page

  • facebookでシェア
  • Twitterにツイート

PR

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

FEATURES of THEMEテーマ別特集

テーマ別特集をもっと見る

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

PC表示

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.