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長寿の秘訣! 知られざる緑茶の健康パワー

ストレスで肝臓を傷める現代人こそ「緑茶」がいい

第4回 「脂肪肝」や「風邪・インフル」予防にも効果が期待できる!――栗原クリニック東京・日本橋院長 栗原毅さんに聞く(後編)

 柳本操=ライター

緑茶のカテキンは様々な方向から“負のスパイラル”を止める

栗原さん 「脂肪肝の何が本当に怖いか」――。それは、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの上流に脂肪肝があると考えられるためです。脂肪肝になると、肝臓内の脂肪が血糖値や血圧を上げるサイトカインを出し、糖尿病や高血圧を引き起こしやすくなります。

脂肪肝はかつては、深刻な病気とは考えられていなかった。しかし、最近では、さまざまな病気の入口になることがわかってきている
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 肝臓内の脂肪が酸化すると動脈硬化も進行し、心臓病や脳卒中を発症するリスクが最大で約2倍になることもわかっています。糖尿病になると認知症リスクも高くなる、というふうに、脂肪肝を放置すると、様々な病気を誘発する“負のスパイラル”が起こるわけです。

 だからこそ、これらの病気の上流に位置する脂肪肝の状態でブロックすることが重要なのです。そのためには「ごはんの量を控えめにする」「砂糖入りの飲み物は避ける」といった“糖質ちょいオフ”の実践と「緑茶を日常的に飲むこと」を組み合わせることが、大きなポイントになります。

 先ほども少し話しましたが、緑茶に豊富なカテキンには活性酸素による酸化ストレスを消去する働きがあります。さらに、高濃度に摂取すれば「肝臓における脂肪燃焼酵素に働きかけ、脂肪燃焼を促す」効果が期待できます。これは、ペットボトルのお茶として販売されている特定保健用食品(トクホ)の商品などでおなじみの働きなので、ご存じの方も多いでしょう。つまり、肝臓内で脂肪を燃やす効果があるわけです。

 また、カテキンは小腸の消化酵素の活性を抑えることによって糖質の吸収を抑制します。最近の研究では、非アルコール性脂肪肝であるラットに緑茶を与えると、炎症物質が抑えられたという報告もあります(J Med Food.2015;18:648-655.)。

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