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長寿の秘訣! 知られざる緑茶の健康パワー

ストレスで肝臓を傷める現代人こそ「緑茶」がいい

第4回 「脂肪肝」や「風邪・インフル」予防にも効果が期待できる!――栗原クリニック東京・日本橋院長 栗原毅さんに聞く(後編)

 柳本操=ライター

緑茶摂取と肝がんの罹患リスクのグラフ。国内の40~79歳のおよそ4万人を対象に9年間追跡調査を行った。その結果、緑茶を1日に1杯未満しか飲まない群の肝臓がん罹患リスクを1とすると、緑茶を1日5杯以上飲む群の肝臓がん罹患リスクは0.58で有意に低いことがわかった(Cancer Causes Control.2009;20:1939-1945.) ※詳細は東北大学大学院の<a href="http://www.pbhealth.med.tohoku.ac.jp/node/312" target="_blank">ホームページ</a>で紹介しています
緑茶摂取と肝がんの罹患リスクのグラフ。国内の40~79歳のおよそ4万人を対象に9年間追跡調査を行った。その結果、緑茶を1日に1杯未満しか飲まない群の肝臓がん罹患リスクを1とすると、緑茶を1日5杯以上飲む群の肝臓がん罹患リスクは0.58で有意に低いことがわかった(Cancer Causes Control.2009;20:1939-1945.) ※詳細は東北大学大学院のホームページで紹介しています

 前述のように、脂肪肝は肝臓がんの出発点になっています。脂肪肝を減らすことができれば、肝硬変や肝臓がんの発症を抑えることにつなげられると考えられます。東北大学大学院が行った、4万人を対象にした9年間の追跡調査によると、緑茶を1日5杯以上飲んでいる人は肝臓がんの罹患リスクが有意に低いことが明らかになっています(Cancer Causes Control.2009;20:1939-1945.)。

余分な糖分を摂らずにポリフェノールを摂取できるスグレモノ

カテキンはポリフェノールの一種です。抗酸化効果の高いポリフェノールを含む食品や飲料は、赤ワインやコーヒー、果物など他にもいろいろとあります。ほかの食品や飲料などから摂取してもいいのではないでしょうか。

栗原さん 確かに、赤ワインやコーヒーもポリフェノールを多く含んでいます。ご指摘のように、これらの食品、飲料から摂取してもいいでしょう。ただ、赤ワインには、糖質やアルコールも含まれています。果物も、やはり血糖値を上昇させる果糖を多く含みます。コーヒーもミルクや砂糖を入れて飲む人が多くいます。その点、緑茶はカロリーゼロ、糖質ゼロです。抹茶ラテなどにするケースもありますが、基本的にはミルクや砂糖などを入れずに飲みますから、余分な糖分を摂取することなくポリフェノールを摂取するのに最適です。

 また、赤ワインはいくらポリフェノールが多いといっても、安くはありませんし、お酒ですから多くは飲まないほうがいい。その点、緑茶は経済的です。惜しげなく飲むことができます。カフェインの量もコーヒーの3分の1程度ですから、単純計算してもコーヒーの3倍くらい飲んでも大丈夫なわけです。このように、「毎日の習慣にしやすい」ところが大きなメリットです。

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