日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > ダイエット・食生活  > 長寿の秘訣! 知られざる緑茶の健康パワー  > お茶は「ストレス」「不眠」にも効果あり! 緑茶パワーをフルに活かす“いれ方”とは?  > 3ページ
印刷

長寿の秘訣! 知られざる緑茶の健康パワー

お茶は「ストレス」「不眠」にも効果あり! 緑茶パワーをフルに活かす“いれ方”とは?

第2回 今、注目の健康成分 「テアニン」の効果 ~大妻女子大学名誉教授 大森正司さんに聞く(後編)

 柳本操=ライター

緑茶でカフェインの摂り過ぎは気にしなくていい?

緑茶にはカフェインが含まれています。カフェインというと「飲み過ぎると悪影響があるのでは」と少し気になります。飲み過ぎを心配する必要はないのでしょうか?

大森さん 煎茶の場合、100g当たりのカフェインの量は20mg程度で、コーヒーの3分の1程度です。湯飲み1杯80ccとすると、そこに含まれるカフェインは16mg程度となります。欧州食品安全機関(EFSA)が2015年に発表したカフェインの安全性に関する科学的意見書では、1日の上限量を400mgとしていますから、25杯以上飲まないと飲み過ぎにはならないのです。もちろんカフェインの摂取量には気を付けた方がいいのですが、一般的な飲み方なら心配する必要はないでしょう。

 気を付けた方がいいのは、カフェインの影響が心配される妊婦さんの場合です。妊婦の場合は1日あたりの許容量は200mg以下とされています。これを80ccの湯飲みで換算すると、12杯程度までなら許容範囲なわけで、日常でお茶を飲む量でオーバーすることはないと考えます。通常飲む量であれば安心して、お茶を飲んでいただけます。

緑茶、および主な飲料に含まれるカフェイン量
緑茶やその他飲料100g当たりに含まれるカフェイン含有量。煎茶に含まれるカフェインはコーヒーの3分の1程度。玉露はカフェインを多く含んでいる(出典は日本食品標準成分表2010。*を付けたものはPublic Health Nutr,13(5),663-72,2010より。エナジードリンク、コーラは商品によりカフェイン量は異なる)

 ただし、実は玉露には多くのカフェインが含まれています。100g当たり、160mgとコーヒーより多くのカフェインを含んでいます。高価な玉露をガブ飲みすることはないと思いますが、飲み過ぎには気を付けた方がいいでしょう。

温度を上げれば渋くなり、ぬるくすれば甘味が増す

大森先生は、大妻女子大学「お茶大学」の校長も務めていらっしゃいます。おいしいお茶のいれ方も教えていただけませんか。

大森さん おいしい緑茶のいれ方の基本は、「2~5gの茶葉に、お湯は100~150cc。湯温は40~80度、蒸らし時間は1~3分」です。これを基本に、好みで微調整していくといい。温度を上げれば苦味や渋みが増し、ぬるくいれれば甘味が増します。あまり緑茶を飲みつけていない人は、これら数値の一番低いところをとって、2gの茶葉に、多めのお湯150cc、温度は低めの40度、蒸らし時間は1分でまずは楽しんでみてください。

 重要なのは水です。お湯は必ず一度沸騰させましょう。そして、沸騰させた後に、目的の温度まで冷まします。水は、硬水だと薄くなり、軟水だと濃く出るので、硬水の場合は浸出時間を長めにします。

RELATED ARTICLES関連する記事

ダイエット・食生活カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 睡眠不足は肥満や生活習慣病のリスクを高める

    近年、睡眠不足が積み重なる「睡眠負債」の怖さが取り上げられるようになり、睡眠の大切さがクローズアップされている。実際、睡眠不足や質の低下が、疲れや集中力の低下につながることを実感したことがある人も多いだろう。しかし、問題はそれだけではない。睡眠不足や質が低下すると“太りやすくなる”。さらに、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病のリスクも高まることも分かっている。そこで本特集では、睡眠と生活習慣病の関係から、実践的な睡眠改善法までを一挙に紹介する。

  • 女性の「尿漏れ」「頻尿」には骨盤底筋トレーニングが効く!

    トイレに行く回数が多い、くしゃみをすると少し漏らしてしまう、突然尿意に襲われて我慢できない…。女性の尿の悩みは、「頻尿」や「尿漏れ(尿失禁)」が多いのが特徴だ。これらを改善するにはどうすればいいのだろうか?

  • 男性も無関係ではない骨粗鬆症、飲酒・喫煙・高血糖はリスク

    骨がスカスカになってもろくなり、骨折の危険性が増すのが「骨粗鬆症」だ。急速な高齢化に伴って患者数が増えており、日本骨粗鬆症学会などによると、日本における患者数は現在1300万人と推定されている。骨粗鬆症というと女性のイメージがあるが、男性の患者数は300万人と見られている。本特集では、骨粗鬆症が起きる仕組みから、気をつけたい生活習慣、そして骨を強くするための対策までを一挙に紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.