「低糖質」派に朗報! ファミレスこそ健康志向や糖質制限に最適なのかも!?
ガスト、ジョナサンで始まった低糖質メニューとは
永浜敬子=ライター
待ちかねていたファミレスのロカボ対応
そもそも、多くの人にとって、糖質を制限しようととするとき、一番頭を悩ますのが“外食”のときなのではないだろうか。定食を食べれば“ごはん”が付いてくるし、“リーズナブルな価格”で気軽に空腹を満たそうとすると、丼ものなどを中心にたいてい炭水化物がメインになる。
筆者は日々外食店などのレビュー記事を手掛けていることもあって、女性ながら“ガッツリ”食べるのは嫌いではない。むしろ大歓迎だ。とはいえ、年齢を重ねてくると、将来のことを考えて、少しは糖質を控えないと…と思うことも増えてきた。「いつも低糖質」ではなく、ガッツリ食べたいことも多いだけに、「糖質を控えたいときには抑えられる」というようにメリハリを付けられるとありがたいのだ。
ファミレスなら、パンやごはんとセットにせずに、メインディッシュやサラダなどのサイドメニューだけ頼むという方法がある。だが、それでは後でお腹が減るし、満足感ももう一つだ。低糖質の麺などをチョイスできるといった“選択肢”があったらいいなとかねがね思っていた。しかも、世の中は空前のロカボブーム。ファミレスの中で、ロカボ本格対応の一番手となるのはどこかと心待ちにしていた。
そんな中、すかいらーくが6月から、同社のファミリーレストラン「ガスト」で低糖質メニューを販売開始した。
ファミレスこそ、健康志向や食事制限の店に最適!
ガストは今年6月に、約50種類のメニューを刷新するという過去最大級のメニュー改定を実施したが、その目玉の一つとなったのが今回の低糖質メニューだ。
具体的には、「冷やしサラダタンタン麺」(649円、通常麺は599円)と「1日分の野菜のベジ塩タンメン」(749円、通常麺は699円)の麺類2品と、「糖質控えめ・バニラアイスケーキ」(299円)と「マンゴーとマスカルポーネのバニラアイスケーキ」(399円)のデザート2品を新たに追加した。これら麺類2品は、通常麺のメニューに50円を追加すると「糖質0麺」に変更できる。デザート2品は糖質をこれまでの半分に抑えた。