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話題の健康レストラン~罪悪感なくおいしいものを食べる~

吉野家なのに肉がない!? 野菜たっぷりヘルシーメニューに潜む狙いとは

野菜の1日の必要量の半分を1杯の丼で! ケルセチンでさらにヘルシー

 永浜敬子=ライター

タマネギのケルセチンでより健康度がアップ!

今年2月には「ベジ丼」シリーズを刷新。タマネギ1個分のケルセチンが入ったオニオンソースになった

 今年の3月のリニューアルでは、たれ(ソース)を刷新すると同時に、価格を値下げした。ソースは、従来の「うま塩ダレ」から、タマネギをベースにした、「オニオンソース」に変わった。タマネギには、「動脈硬化予防」「血圧降下」などの効果があるとされるポリフェノールの1種「ケルセチン」が豊富に含まれている。ベジ丼1杯で、タマネギ1個分のケルセチンを含むという。従来のベジ丼は並盛1杯で415kcalだったのに対し、今回は399kcalとするなど、リニューアルでより健康に配慮した商品になった。さらに価格も改定、従来の530円(ベジ丼並盛)から50円も値下げして、480円にしている。値下げしても、野菜の組み合わせや重量は変わっていないという。余談だが、原価率は通常の牛丼より高いそうだ。

 この新ベジ丼を実際に食べてみると、オニオンソースの自然の甘みが温野菜の素材の味をより際立たせている。温野菜は適度な歯ごたえが残してあるので、野菜それぞれの持ち味が味わえ、何より野菜そのものの量も多い。目にも鮮やか。歯ごたえのある野菜をしっかりと噛むので思いの外満腹感がある。

 なかでも私が気に入ったのが「ベジ牛」だ。温野菜はオニオンソースだけでも十分おいしいが、そこに牛丼のたれが絡まると、旨さは倍増する。肉と野菜を合わせて食べてもいいし、野菜をサラダのポジションに置いてもいい。葉物野菜中心のサラダより、根野菜がメインの温野菜はボリュームも食べごたえも十分。何より「野菜も肉もしっかり摂取できた」という充足感がいい。それでいて、カロリーは582kcalと通常の牛丼並盛の669kcalより低いのだから驚きだ。吉野家によると、ベジ丼シリーズを注文する客の65%がこの「ベジ牛」をチョイスするのだという。

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