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注目の食材「スーパー大麦」

注目の大麦に強力なニューフェース

「スーパー大麦」は大腸の奥まで届き、腸内環境を整える

 武田京子=フリーライター

 「スーパー大麦摂取後、腸の上部に生息する乳酸菌の変動が認められないこと、糞便中の毒性物質4-エチルフェノールの量が減ったこと。これは、大腸の奥にレジスタントスターチが届き、大腸奥に生息する善玉菌が活性化されたためと考えられる」(松井教授)。

 こうした毒素は、腸管から吸収されて全身に回り、肌にも関係しているという最近の知見もある。腸の健康は、全身の健康に大きく関わるのだ。

自前の有用菌にエサを与える“畑づくり”から

 「腸の健康に悪影響を及ぼす要因の一つがストレス。30~40歳代のストレスが多い働き盛りの人こそ、腸を元気にする“腸活”をしてほしい」(松井教授)。ヨーグルトなどでいい菌を食べて腸内環境を整えることは多くの人が実践しているだろう。だが松井教授は、その前にすべきことがあると指摘する。

 「いい菌を補給する前に、自前の有用な腸内細菌がスクスク育つ“畑”を耕すことが大切。それには、レジスタントスターチなどエサになる成分を含む食品を積極的にとって自前の菌を元気にすること。しっかり耕した後で善玉菌という“種”を外から補給すれば、善玉菌中心の腸内フローラができ上がるだろう」と松井教授。

 腸活は一朝一夕にはできない。「このような食品の場合、少なくとも4週間程度は摂取し続けてほしい。最初はお腹がゴロゴロすることがあるかもしれないが、2週間ほどたてば落ち着くはず」と松井教授はアドバイスする。

 オーストラリアではこのスーパー大麦が、食品として食べられている。

(取材・文/武田京子  撮影/スタジオキャスパー:麦イメージ、安部まゆみ:スーパー大麦 構成/黒住紗織:日経BP社 ヒット総合研究所)

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