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「即席ラーメン」の新たな挑戦

ロカボ、オイルフリー、減塩――大ヒット商品「即席ラーメン」に巻き起こる新たな波

第1回 「体にいいけどおいしくない」を覆せ!―― 食品メーカーの挑戦

 二村高史=フリーライター

「ロカボ」の明星、「ノンオイルスープ」のサンヨー

 現在の、大手即席麺メーカーの主な商品展開を下にまとめた。健康志向とひと口に言っても、実は各社によって取り組みの方向性が大きく異なる。詳しくは次回以降に紹介するが、例えば明星食品は「低糖質(ローカーボ)」の麺を前面に押し出しており、サンヨー食品は「ノンオイルスープ」、エースコックや東洋水産は減塩を中心に据えている。

          ◇      ◇      ◇      

 即席ラーメンの発明者である日清食品創業者の安藤百福氏は、「特許を自社が独占しては大きな産業は育たない」として、1964年に製法特許を他のメーカーに公開した。これが、即席麺業界の創造的な開発競争につながり、各社から新しくユニークな商品が続々と登場した。そして今、健康志向分野で熱い戦いが繰り広げられている。

 次回以降は、各社の製品展開を詳しく見ていく。

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