簡単にアンチエイジングできる! 「インターバル速歩」完全ガイド
インターバル速歩を継続するための5つの習慣とは?
実証実験で判明! 長続きする人はここが違う
松尾直俊=フィットネスライター
ゆっくり歩きと早歩きをメリハリ良く交互に繰り返す、手軽な健康法である『インターバル速歩』。1回目の記事「インターバル速歩で肥満解消、筋力アップ、血圧低下」ではその驚くべきアンチエイジング効果を、2回目「【実践編】意外と疲れやすい早歩き…ペースを維持する3つのコツとは?」は歩き方を、3回目「インターバル速歩を快適に行うための6つのコツ」はストレッチ、シューズ、服装など、快適に行うための6つのコツを紹介した。やはり効果を十分に実感するには、最低でも3カ月は継続して実行したいところだ。そこで最終回の今回は、インターバル速歩を継続するための5つの習慣をお伝えする。
習慣1:無理をしない。疲労を感じたら休む

インターバル速歩は誰でも手軽に実践できる運動だが、早歩きの習慣がなかった人が突然に長時間行ったりすると、足腰に疲れや痛みを感じることもある。ここで無理をすると、健康になるために始めたことが、かえって体を壊す結果になってしまう。
「疲労を感じたら、すぐ休むようにしてください。『自分が楽をしたり、甘えているだけ』と考えて無理に続けると、体力が回復せずに消耗するばかりになります。インターバル速歩の運動量の目安は1日30分で週に4回ですが、しばらく運動から離れていた方はそれを上限と考えて、体力や体調に合わせて調整するといいでしょう」(能勢教授)
運動は、あくまでも自分の健康のために行うもの。義務ではないのだから、楽しく実行することが大切だ。「苦しくなければ効かない」とばかりに、頑張りすぎるとケガや体調不良を招いてしまう。自分の体調をしっかり把握して、無理に行わないようにすることが大切なのだ。
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