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Gooday's View 記者の目

川島・鎧塚夫妻からの、がん患者への応援歌『カーテンコール』

 内山郁子=日経Gooday

『カーテンコール』
川島なお美、鎧塚俊彦著
1300円税抜き(新潮社)

 こんにちは。日経グッデイ編集部の内山です。12月8日に発売された書籍『カーテンコール』(新潮社、2015)、皆さまはもうお読みになりましたでしょうか?

 同書は、女優の川島なお美さんが肝内胆管がん(胆管細胞がん)を患ってからの経緯を書き留めた手記に、夫でパティシエの鎧塚俊彦さんが加筆してまとめた、川島・鎧塚夫妻による「がん体験記」です。いわゆる「闘病記」ととらえられがちな本ですが、鎧塚さんは本の前書きで、「同じくがんを患った方々への応援歌のようなつもり」で書かれたものだと記しています。

 この「応援歌」という言葉通り、本書には全編を通じて、力強いメッセージが歌い上げられています。私は必ず病を克服して、生きる。自分の命は、自分で守る。だからあなたも、病に向き合って、と。自らの体にできたがんを「いましめクン」と呼び、がんについて勉強を重ね、セカンドオピニオンのため数々の専門医を訪れることを「がん活」と呼んで、前向きに、冷静に、がんとの日々を重ねていきました。

がんを放置してはいけない

 川島さんがセカンドオピニオンのために訪れた医師の一人が、本書に「M先生」として登場する近藤誠氏です。川島さんは、近藤氏の「がんもどき理論」について、がん経験者として感じたことを次のように綴っています。

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