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インフルエンザ総特集

インフルエンザ療養中の転落死に注意、厚労省「玄関や窓の施錠を」

小児・未成年者に多い異常行動、1人にせず飛び降りや飛び出しに対策を

 三和 護=日経メディカル

 服用した薬の組み合わせを調べたところ、「イナビルのみ」「イナビル+アセトアミノフェン」がそれぞれ9例(17%)と多く、「リレンザ+アセトアミノフェン」と「いずれかが不明」がそれぞれ7件(13%)でした(図2)。「全て服用なし」も3件(6%)報告されているのも注目点です(*1)。

*1 抗インフルエンザ薬には、吸入薬のイナビル(一般名ラニナミビル)、リレンザ(一般名ザナミビル)、カプセルまたはドライシロップのタミフル(一般名オセルタミビル)の3種類の経口薬のほか、点滴静注薬のラピアクタ(一般名ペラミビル)がある。アセトアミノフェンは解熱鎮痛薬や総合感冒薬に含まれる成分。
図2 服用した薬の組み合わせ別に見た異常行動の報告数
[画像のクリックで拡大表示]

 また、製薬企業からの報告をまとめた「抗インフルエンザウイルス薬服用時の異常行動」(2009年6月の報告書取りまとめ以降)によりますと、2009/2010シーズン以降、2016/2017シーズンまでに異常行動は全体で404件報告されています。このうち死亡例は、タミフル服用者で3例、リレンザ服用者で3例、イナビル服用者で2例の合計8例でした。なお、厚労省によると、抗インフルエンザ薬と異常行動の因果関係は不明とされています(関連記事「インフルエンザの異常行動は抗ウイルス薬と関係があるの?」)。

この記事は、日経メディカルに掲載された記事を一部再編集したものです。

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