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インフルエンザ総特集

インフルエンザ、昨年より8週も早いペースで増加

沖縄に次いで岩手、福井でも流行期入り

 三和護=日経メディカル

2016年~2017年シーズンのインフルエンザ流行速報から、知っているようで知らないインフルエンザの基礎知識まで、この特集で一挙解決! インフルエンザ流行マップはこちら毎日更新中です。

 今シーズンのインフルエンザは、例年になく早い流行期入りとなりそうだ。インフルエンザ定点医療機関当たりの報告数(速報値)を見ると、10月30日までの1週間(第43週)に定点医療機関を受診した患者数は定点当たり0.47人となった。同時期としては過去7シーズンで最も多くなっており、また昨年と比べて8週も早いペースで増加している。昨シーズンはインフルエンザ脳症が多発したが、幼児や高齢者、基礎疾患のあるハイリスクの人たちは、ワクチン接種などの予防策を徹底する必要がある。

 43週に、定点当たり報告数が最も多かったのは沖縄県で、11.4人と注意報レベルの10人を超えていた。次いで、福井県が1.66人、岩手県が1.08人と流行の目安である1人を超えた。栃木県が0.96人、鹿児島県が0.74人、秋田県が0.72人、茨城県が0.57人と続く。

 国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出状況(2016年11月1日現在報告数)によると、流行しているインフルエンザウイルスのタイプは、A型のH3N2(A香港型)が81件と目立っている。同じくA型のH1N1は14件、B型のビクトリア系統は3件、山形系統は1件だった。

 なお、茨城県からは40週に、散発事例のインフルエンザ脳症(H1N1ウイルスを検出)の発生が報告されている。今シーズンもインフルエンザ脳症の発生には留意する必要がありそうだ。

この記事は、日経メディカルに掲載された記事を一部再編集したものです。
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