日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 医療・予防  > インフルエンザ総特集 2015~2016  > インフルエンザ脳症で新たに3人死亡、患者は176人に
印刷

インフルエンザ総特集 2015~2016

インフルエンザ脳症で新たに3人死亡、患者は176人に

50歳代の死亡例も

 三和護=日経メディカル

2015年~2016年シーズンのインフルエンザ流行速報から、知っているようで知らないインフルエンザの基礎知識まで、この特集で一挙解決! インフルエンザ流行マップはこちらで毎日更新中です。

 インフルエンザ脳症の発生が続いている。国立感染症研究所が3月28日発表した感染症週報(2016年第10週)によると、新たに15例が報告され、今シーズン累計で176例となった。死亡も3人増え、計7人となった。

 感染症週報によると、3月13日までの1週間に報告のあった急性脳炎は12例で、うちインフルエンザ脳症は7例だった。10歳代の死亡例が1例あった。

 また、2016年第9週までに診断されたものの報告が遅れていた症例の中に、急性脳炎は13例あった。このうちインフルエンザ脳症は8例で、50歳代の死亡例が2例あった。

 結局、第10週に報告されたインフルエンザ脳症は15例で、死亡は3例だった(図1)。死亡例のうち、10歳代はインフルエンザB型で、50歳代の2例はA型とB型だった。これまで報告のあった死亡4例は全てA型だったが、ここにきてB型の死亡例も出始めている。

 重症化の1つの指標となるインフルエンザ脳症が例年になく多くなっている点については、インフルエンザワクチンの接種率が下がったことが原因ではとの見方も出ている。インフルエンザ脳症の多発とワクチン接種率の関連性については今後、検証が必要となる。

図1 インフルエンザ脳症の報告数の推移(報告遅れの症例数も含む。発表週ベース)
この記事は、日経メディカルに掲載された記事を一部再編集したものです。

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • あなたも「隠れ心房細動」?! 高齢化で急増する危険な不整脈NEW

    脈の速さやリズムが乱れる「不整脈」。その一種である「心房細動」は、高齢化に伴い患者数が増加しており、潜在患者も含めると100万人を超えると言われている。心房細動の怖いところは、放置すると脳梗塞などの命に関わる病気を引き起こす可能性があることだ。本記事では、心房細動の症状や早期発見のコツ、治療のポイントなどをコンパクトにまとめた。

  • 変形性膝関節症のつらい痛みを改善する運動とは?

    年を取ると多くの人が感じる「膝の痛み」。その原因で最もよくあるケースが「変形性膝関節症」だ。膝が痛いと外出がおっくうになり、体を動かす機会が減るため、そのまま何もしないとますます足腰が衰えてしまう。だが実は、変形性膝関節症の痛みをとり、関節の動きを改善するために有効なのが、膝への負担を抑えた「運動」なのだ。ここでは、膝の痛みが起きる仕組みから、改善するための運動のやり方までをまとめよう。

  • 始めよう筋トレ 最低限やりたいエクササイズと食生活のポイント

    筋トレはできるだけ若いうちに始めることに大きなメリットがあるといわれる。それはなぜなのか。また、どんな筋肉をどのように鍛えるのが効果的なのか。高齢になってもしっかりした足腰でいるために今のうちから最低限やっておきたい筋肉エクササイズ、食生活の注意点などを知り、今年こそ「筋トレ習慣」を身に付けよう。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.