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インフルエンザ総特集 2015~2016

インフルエンザ患者数、6週連続で「警報」

秋田、青森、岩手、北海道では患者が増加

 三和護=日経メディカル

2015年~2016年シーズンのインフルエンザ流行速報から、知っているようで知らないインフルエンザの基礎知識まで、この特集で一挙解決! インフルエンザ流行マップはこちら毎日更新中です。

 各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報)によると、3月13日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者数は定点あたり28.20人と減少した。しかし、依然として警報解除の目安である10人には達せず、6週連続で警報が続いている(図1)。

 全国平均では前週の35.35人から28.20人へ7人余の減少となったが、秋田県(17.20から19.35)、青森県(15.35から16.12)、岩手県(25.94から26.60)、北海道(28.64から29.18)では患者数が前週より増加した。青森県と秋田県以外の45都道府県では、全域で警報レベルが続いている。

 減少した自治体でも、地域によっては増加に転じたところもあり、依然として警戒は必要だ。

 国立感染症研究所がまとめている病原微生物検出情報(2016年3月13現在報告数)によると、今シーズンの流行しているインフルエンザウイルスは、A/H1N1pdm09型(以下、A/H1型)が最も多く57.4%と過半数を超えている。B型(ビクトリア系統)が15.6%、B型(山形系統)が14.3%と続き、シーズン前半の主流だったA/H3型(香港型)は11.3%にまで減少している。

 A/H1型が主流だが、B型も多く、混合流行が続いている。定点医療機関からは、A型とB型に2度罹患する患者の報告もある。一度かかっても再度、別の型にかかりうることに注意が必要だ。

図1 インフルエンザの流行状況(定点当たり報告数の推移)
この記事は、日経メディカルに掲載された記事を一部再編集したものです。

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