インフル入院患者、0~9歳が最多、60歳以上も増加
インフルエンザ患者数はこの5年で2番目に多く
三和護=日経メディカル
インフル患者数はこの5年で2番目に多く
都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報)によると、2月14日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者数は定点当たり39.97人と増加。新型インフルエンザ(A/H1N1pdm2009)が季節性インフルエンザとして流行するようになった2011年シーズン以降では2番目に多くなった(図2)。
最も多いのは愛知県で58.50人だった。沖縄県が50.81人、埼玉県が49.13人、福岡県が48.08人と続く。
東京都や神奈川県、新潟県では前週より患者報告数が減ったが、依然として全域で警報レベル(30人)を超えており、予断を許さない状況にある。