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インフルエンザ総特集

インフルエンザ流行拡大、全国的に警報レベルに

定点当たり50人超の自治体も相次ぐ

 三和護=日経メディカル

2016年~2017年シーズンのインフルエンザ流行速報から、知っているようで知らないインフルエンザの基礎知識まで、この特集で一挙解決! インフルエンザ流行マップはこちら毎日更新中です。

 インフルエンザの流行が拡大している。1月29日までの1週間(第4週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は定点当たり39.41人となり、警報レベルの目安とされる30人を超えた。宮崎県福岡県愛知県埼玉県千葉県山口県大分県では、定点当たり50人を超えている。国立感染症研究所によると、この1週間にインフルエンザで受診した推計患者数は約201万人で、前週の推計値(約161万人)よりも増加した。

図1 全国のインフルエンザ流行の推移(各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数[速報]を基に作成)

流行のピークは超えたか

 日本医師会、日本薬剤師会などが共同運営する薬局サーベイランスを見ると、インフルエンザの推定患者数は1月29日までの1週間で約144万人となった。1月30日には1日当たり約37万人と今シーズン最多を記録した。ただし、その後は減少に転じ、2月2日には20万人を下回っている。

 同じ現象は、全国の有志医師が参加している「MLインフルエンザ流行前線情報データベース」(ML-flu-DB)にも出ている。1月30日の報告数は1324件と今シーズン最多を記録したが、その後は760人、641人、533人と減少を続けている(図2)。

 この2つのデータは、インフルエンザ流行の先行指標といえるものだ。直近のデータを見る限り、インフルエンザの流行はピークに達したものと考えられる。

図2 MLインフルエンザ流行前線情報データベースの報告推移
この記事は、日経メディカルに掲載された記事を一部再編集したものです。

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