日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 医療・予防  > インフルエンザ総特集 2015~2016  > 月曜に解熱したら水曜に登校・出勤してもいい?  > 4ページ目
印刷

インフルエンザ総特集 2015~2016

月曜に解熱したら水曜に登校・出勤してもいい?

今さら聞けないインフルエンザの話〔その2〕

 三和護=日経メディカル

実はもう一つ、大事な条件が!

 最後にどんでん返しをするようですみませんが、もう一つ大事なことがあります。それは、医師が病状を診て「感染の恐れがない」と判断した場合は、出席停止期間の条件を満たしていなくとも登校(園)が可能になるということです(「学校保健安全法施行規則」第十九条)。

 医師からこのような判断をしてもらうためには、普段からかかりつけ医を決めて、子どもの健康状態を把握してもらっておくのが良いのではないかと思います。かかりつけ医であれば、これまでその子どもがインフルエンザやほかの病気にかかったときに、どのような経過をたどって回復したかを把握しています。そうした情報を踏まえて「周囲への感染の恐れ」を総合的に判断し、登校の可否を判断してくれます。

大人の場合はどうなるの?

 では、大人の場合はどうなのでしょうか。毎年冬に流行する季節性のインフルエンザについて、出社停止期間を定めた法律はありません

 感染症法では、感染症は、感染力や生命の危険性が高い順番に1類(エボラ出血熱など)、2類(ポリオ、結核など)…と分類されており、季節性インフルエンザは5類に分類されています。感染症法で就業制限を定めているのは1類から3類までの感染症と、「新型インフルエンザ等感染症」(新たにヒトからヒトへ感染する能力を獲得したウイルスを病原体とするインフルエンザをはじめとする感染症)です。

 ただ、会社によっては就業規則の中に、季節性インフルエンザにかかった場合の就業制限を盛り込んでいるところもあります。自分の勤務先がどのようなルールを定めているのか確認してみる必要があるでしょう。

先頭へ

前へ

4/4 page

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 脳を衰えさせる悪い習慣、活性化する良い習慣

    「もの忘れがひどくなった」「単語がスッと出てこない」「集中力が落ちてきた」……。加齢とともに脳の衰えを実感する人は多いだろう。「このままだと、早く認知症になるのでは?」という心配が頭をよぎることもあるだろうが、脳の機能は加齢とともにただ落ちていく一方なのだろうか。どうすれば年齢を重ねても健康な脳を維持できるのか。脳に関する興味深い事実や、健康な脳を維持するための生活習慣について、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

  • 疲労解消は「脳の疲れ」をとることから

    しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

  • 怖い病気を招く「中性脂肪」を食事・運動で徹底対策!

    健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.