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インフルエンザ総特集 2015~2016

月曜に解熱したら水曜に登校・出勤してもいい?

今さら聞けないインフルエンザの話〔その2〕

 三和護=日経メディカル

実はもう一つ、大事な条件が!

 最後にどんでん返しをするようですみませんが、もう一つ大事なことがあります。それは、医師が病状を診て「感染の恐れがない」と判断した場合は、出席停止期間の条件を満たしていなくとも登校(園)が可能になるということです(「学校保健安全法施行規則」第十九条)。

 医師からこのような判断をしてもらうためには、普段からかかりつけ医を決めて、子どもの健康状態を把握してもらっておくのが良いのではないかと思います。かかりつけ医であれば、これまでその子どもがインフルエンザやほかの病気にかかったときに、どのような経過をたどって回復したかを把握しています。そうした情報を踏まえて「周囲への感染の恐れ」を総合的に判断し、登校の可否を判断してくれます。

大人の場合はどうなるの?

 では、大人の場合はどうなのでしょうか。毎年冬に流行する季節性のインフルエンザについて、出社停止期間を定めた法律はありません

 感染症法では、感染症は、感染力や生命の危険性が高い順番に1類(エボラ出血熱など)、2類(ポリオ、結核など)…と分類されており、季節性インフルエンザは5類に分類されています。感染症法で就業制限を定めているのは1類から3類までの感染症と、「新型インフルエンザ等感染症」(新たにヒトからヒトへ感染する能力を獲得したウイルスを病原体とするインフルエンザをはじめとする感染症)です。

 ただ、会社によっては就業規則の中に、季節性インフルエンザにかかった場合の就業制限を盛り込んでいるところもあります。自分の勤務先がどのようなルールを定めているのか確認してみる必要があるでしょう。

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