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年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎ 即効リセット術!

食べ過ぎ・飲み過ぎには18時間の“プチ断食”が効く!

「緊急2日間ダイエット」で脂肪や有害物質を排出

 継田治生=ライター

体内の糖分はNEAT生活で消費

 胃の調子を整えるだけでなく、脂肪の蓄積を防ぐには、食べ過ぎで一時的に体内に貯蔵されている糖分を消費しなければならない。そこで伊達さんが勧めてくれたのは、「NEAT」(Non-Exercise Activity Thermogenesis:非運動性活動熱発生)と呼ばれる活動を増やすライフスタイルだ。働かない若者を意味する“NEET”ではない。

 具体的には、食べ過ぎた翌日は、エレベータを使わないで階段を使う、電車では立つ、家事を積極的に行うなど、日常生活での活動量を高めるよう少し気をつける。これだけで、肝臓に一時的に溜まっている糖分を消費することができ、体脂肪に変わるのを事前に止めることができるという。

 何も特別な運動は必要ない。ファッションモデルのように、立ったり、歩いたり、座ったりする際に良い姿勢を保つこともNEATに含まれ、相当なエネルギー消費になるのだという。このほか、四股を10回踏むだけでもいいし、肺を大きく動かす深呼吸を何回かするだけでもNEATとなる。

 このNEATが広く知られるようになったのは、1990年代後半に米メイヨークリニックの研究グループが関連の研究発表を行ってからだ。私たちは毎日、当然のごとく体を動かしているが、ちょっとした身体活動で使われるエネルギー熱量(NEAT)は、1日に使うエネルギー量の60%にもなるとされている。

 さらに、NEATの値が高い人は、呼吸をしたり、臓器を動かしたりする基礎代謝量も高いことがわかっている。基礎代謝とNEATを合わせれば、1日に使うエネルギー量の70%にもなるのだ。

 最後に、今回紹介した緊急2日間ダイエット法を以下にまとめた。年末年始の体型維持のお役に立てれば幸いである。

緊急! 2日間ダイエット法
①食べ過ぎた後、18時間は何も食べない。ただし水分補給は必要。水か白湯、ほかには野菜ジュースやみそ汁などでもいい。
③どうしても固形物を取りたい場合は果物。
④18時間経過した後はお腹にやさしい和食がお勧め。
⑤18時間後の他のおすすめ食材は有害物質を排出してくれるもの。
⑥「NEAT」(非運動性活動熱発生)を意識して、余分な糖分を燃焼させる。

 次回は、「不快な胃もたれ・胸焼けから立ち直るための即効リセット術」をお届けします。

伊達友美(だて ゆみ)さん
管理栄養士、日本抗加齢医学会認定指導士、日本ダイエット健康協会理事
伊達友美(だて ゆみ)さん 銀座アンチエイジングラボラトリーのカウンセラーとして、これまでに5000人以上の食事指導を実践。自身の20kgのダイエット経験から、ストイックな食事制限ではなく、“食べて痩せる"驚きのダイエット法で、数々のメタボ男子を救っている。主な著書に、『夜中にラーメンを食べても太らない技術』(扶桑社文庫)、『大盛りご飯を食べてもやせる技術 伊達式食べ合わせダイエット』(池田書店)がある。ホームページはこちら

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