横手式1週間プログラムの第2回は、3~4日目に行うプログラム。「胸」と「背中」を緩めて鍛えます。猫背やハト胸など、姿勢のゆがみが整うと“美姿勢”になり、同時にウエストまわりも強化!
ねじる&引っ張るの力で、立ち姿をきれいにしよう!
上半身の動きで代謝を高めてダイエットにつなげるには、肩や胸を大きくスムーズに動かせることが欠かせない。ここでは「背中」と「胸」を緩めて、鍛えよう。「猫背の人は胸を反らす。ハト胸の人は肩甲骨を開く。癖と反対に動かすことを心がけるといい」(横手さん)。
肩と胸を動かせる“可動域”を広げるには、「引っ張る、ねじるなどの動きを加えて、筋肉の深部までほぐすことが有効。肩こりの解消にもなります」と横手さんはいう。猫背やハト胸がすっと整うとバストアップにもつながる。
ウエストのメソッドでは、上体に「ねじり」を加えて緩めた後に、脚上げのエクササイズで引き締める。「ゆがみによる左右の動きの差を整えながら、骨盤の安定に必要な腰から股関節までの動きの連動を高めていきます」(横手さん)。ウエストの引き締めに欠かせない体幹の筋肉を満遍なく刺激していく。
【1】胸・背中 猫背タイプ「胸だけ反らしストレッチ」
胸を大きく伸ばして緩める

肩甲骨を寄せて胸を開き、丸め癖がついたゆがみ姿勢を正しい位置に戻す。肩関節から胸にかけてつながる小胸筋(しょうきょうきん)と大胸筋(だいきょうきん)の緊張を緩めてバストの周りをほぐす。
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- ハト胸タイプは「上体倒しストレッチ」