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抗生物質の乱用が招く「耐性菌」の脅威って?

耐性菌は、なぜ怖い?私たちはどうすればいい?

 稲垣麻里子=医療ジャーナリスト

耐性菌から身を守るために私たちにできること

 「まずは風邪や下痢と診断されたときにはむやみに抗生物質を求めない、服用しないことです」(青木医師)。

 検査結果で肺炎や赤痢、サルモネラなど、細菌による病気であると診断された場合、あるいはそれらを疑わせる症状や経過があると医師が判断した場合のみ、抗生物質の処方を受け入れるようにし、説明もなく抗生物質を処方する医師に対してはきちんと説明を求めることが大切だという。

 無駄に抗生物質を使用すると、いざ重い病気で抗生物質がどうしても必要になったときに効かなくなる可能性がある。実は、コミュニティ全体で抗生物質の使用を控える工夫をすることで、耐性菌は少しずつ減っていくという。「抗生物質を適正に使えば、耐性菌の問題を最小限にできるのです」(青木医師)。

※耐性菌についてさらに詳しくお知りになりたい方は、「薬が効かない「耐性菌」をどう抑える?」(会員限定記事 登録有料)の記事をご覧ください。

青木 眞(あおきまこと)医師
感染症コンサルタント
青木 眞(あおきまこと)医師

1979年弘前大学医学部卒業。感染症コンサルタント。東京医科大学 臨床検査医学講座 客員教授。米国一般内科・感染症内科専門医。抗生物質の適正使用を含む感染症診療の基本について啓蒙活動をしている。

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