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「ココナツオイル」の健康効果をこっそり復習

実は「とり方」にもコツがある!!

 村山真由美=フリーエディター・ライター

アメリカ発のブームが日本に到来

認知症の改善で注目されるある物質の材料にもなるってホント?(©magone 123-rf)

 一大ブームを巻き起こし、最近では身近なスーパーでも見かけるようになったココナツオイル。「やせる」「美容にいい」「認知症にいい」など、断片的な情報を耳にはしているものの、実は何がどういいのかわからない……という人が多いようだ。

 ココナツオイルブームはアメリカからやってきた。アメリカで火付け役となったのが、栄養士で自然療法医のブルース・ファイフが書いた『The Coconut Oil Miracle』という本だ(日本語訳は『ココナッツオイル健康法〜病気にならない 太らない 奇跡の万能油』WAVE出版刊)。

 アメリカでは、ココナツオイルは牛や豚の油と同じ「飽和脂肪酸」を多く含むため、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)や中性脂肪を増やし、心臓病を誘発する悪者と信じられてきた。しかし、実はココナツオイルは「中鎖脂肪酸」を多く含むため、非常に健康的な油なのだ、ということがこの本では解説されている。

 ココナツオイルを語る上で外せないのが、この「中鎖脂肪酸」という言葉だ。

体に蓄積されにくい中鎖脂肪酸

 脂肪酸はそれを構成する炭素数によって「短鎖脂肪酸(炭素数4〜7)」「中鎖脂肪酸(炭素数8〜12程度)」「長鎖脂肪酸(炭素数12程度〜)」と分類される(炭素数の区切りは諸説ある)。動物や植物の油のほとんどが長鎖脂肪酸だが、ココナツオイルは中鎖脂肪酸を豊富に含む特殊な油だ。

 長鎖脂肪酸は腸で吸収後、体脂肪として蓄えられ、必要に応じてエネルギーとして利用される。一方、中鎖脂肪酸は炭素数が少ないため吸収が早く、腸からすぐに肝臓に運ばれ、素早く分解されてケトン体が合成され、エネルギーとして利用される。

 つまり、ココナツオイルは体に蓄積されにくいため、肥満の人や体脂肪が気になる人に勧められる。普段使っている油をココナツオイルに置き換えるのがおすすめだ。

 ココナツオイルを知る上で、もうひとつ外せないことがある。それは…。

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