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今こそ受けよう、がん検診

人間ドックのがん検診は受ける必要がない?

人間ドックの目的は早期発見、自治体検診は死亡率低下

 田村 知子=フリーランスエディター

森山さんが勧める人間ドックの受け方

 森山さんはまずは対策型がん検診の胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、女性なら乳がん検診、子宮がん検診も受けること。そのうえで、有効性が認められている胃がんの胃内視鏡検査(対策型がん検診でも2016年度から、50歳以上を対象に2年に1回実施される予定)、大腸がんの大腸内視鏡検査、喫煙しているなら肺がんの胸部ヘリカルCT検査を受けることを勧めています。

表2◎ 東京ミッドタウンクリニックで受けられるがん検診の種類(オプション検査含む)
胃がん検診上部消化管X線造影
上部消化管内視鏡(経口または経鼻)
便中ヘリコバクターピロリ抗原
血中ピロリ抗体
肺がん検診胸部X線直接撮影
胸部CT
大腸がん検診便潜血(2日法)
大腸内視鏡
子宮がん検診経腟超音波
子宮頸部細胞診
子宮体部細胞診
ヒト・パピローマウイルス
下腹部MRI
乳がん検診乳房X線(マンモグラフィー)
乳房超音波
血液検査(腫瘍マーカー)CEA:消化器がん(大腸・直腸・胃)・肺がん・乳がん・膵臓がん・卵巣がん
CA19-9:消化器がん(膵・胆のう・胆管)
AFP、PIVKA-2:肝細胞がん
CYFRA:肺がん(特に扁平上皮がん)
Pro-GRP:肺がん(小細胞がん)
SCC:子宮頸がん・肺がん(扁平上皮がん)
PSA(男性のみ):前立腺がん
CA125(女性のみ):卵巣がん
抗P53抗体:がんの早期発見に有用なマーカー

*詳しい検診の選び方については、「森山紀之の『拝啓 これからがんになる皆様へ』」の「がん専門医が薦める、現実的な「がん検診」の選び方 早期に発見するほど予後が改善~『胃がん』『大腸がん』『肺がん』編」「肝がん・胆管がん・膵がん発見のための検診の選び方 ~『腹部エコー』『CT』で、主な臓器はすべて検査が可能」などを参考にしてください。

(構成:田村知子)

森山紀之(もりやま のりゆき)さん
医療法人社団ミッドタウンクリニック常務理事/東京ミッドタウン先端医療研究所 あきらめないがん治療外来医師
森山紀之(もりやま のりゆき)さん 1947年、和歌山県生まれ。千葉大学医学部卒。1976年に国立がんセンター放射線診断部に入局。同センターのがん予防・検診研究センター長を経て、現職。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発に携わり、早期がんの発見に貢献。2005年に高松宮妃癌研究基金学術賞、2007年に朝日がん大賞を受賞。主な著書に「がんはどこまで治せるのか」(徳間書店)。

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