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尾川とも子のボルダリング入門

初心者必見!ボルダリングのルールと基本の動き

第3回 ボルダリング上達に欠かせない基本の動き

 大谷珠代=日経Gooday

【ステップ4】足の使い方のポイントをマスターする

 ステップ1、2、3の通りに登るとここまでで計3回登ったことになり、初心者の場合、腕や手指の筋肉が疲れたり、パンパンに張った感じを覚える人も少なくないだろう。

 「初心者はどうしても腕の力だけで登ろうとしてしまい、懸垂をしている時と同じように体重が手や指にモロにかかるため」(尾川さん)だ。そんな疲れを感じた時は、手をぶらぶらさせると回復が早くおすすめだ(前回記事「ボルダリングを安全に楽しむ!お薦め準備体操とNG行動」を参照)。「地面にいるなら、手を上に挙げてぶらぶら振るのが効果的。登っている最中など、手を上に挙げられないときは、片手でホールドを持って、もう片方の手を下の方に向けてぶらぶらさせるのでもOK。登りながらぶらぶらさせるのを『レスト』と呼びます」(尾川さん)。

 だが、そもそもボルダリングでは、「手や腕だけに全体重がかからないよう足を上手に使い、足と手・腕にかかる負担を50対50くらいにして“省エネ”することが大切」(尾川さん)だ。

 というのも、実際に登ってみると実感できることだが、一つの課題の中には、比較的簡単に登れる箇所と、「せーの」と気合いを入れないとクリアしづらい箇所があり、後者をボルダリングの世界では「核心」と呼ぶ。そして、「一つの課題には必ず一つは核心があるので、簡単なところはなるべく省エネで登り、ここぞという核心部分で100のパワーを発揮することがボルダリングの醍醐味」(尾川さん)であるからだ。

 省エネのためにぜひ覚えたいのが、足の使い方のポイントだ。

(1)足は壁に対して90度に向け、親指のつま先でホールドに乗る

 ホールドへの足の置き方について。初心者は、足の内側(インサイド)を壁にくっつけるような状態で足をホールドに置き、足裏全体でホールドを踏むほうが安定するので良いと思っている人が多いが、それは間違い。足の内側を壁に向けると、下半身が壁にくっついてしまい身動きがとりづらくなるし、小さなホールドに乗った際にもずり落ちやすい。また、足裏全体でホールドに乗ってしまうと、足首の自由な動きを妨げてしまう。

 「足裏を壁に対して90度に向け、親指でつま先立ちにしたほうが、小さなホールドにも力を入れてしっかり乗れるし、体の可動域が広がっていろいろな動きがしやすい。足を横向きにした場合と違って体と壁の間に空間ができ、足も上げやすくもなる」と尾川さん。

足の内側を壁にくっつけるようにして置くと安定しづらい上、その後の動きもとりづらい(写真左)。足は壁に対して、上から見ても横から見ても90度の角度で(写真右)!
足の内側を壁にくっつけるようにして置くと安定しづらい上、その後の動きもとりづらい(写真左)。足は壁に対して、上から見ても横から見ても90度の角度で(写真右)!
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