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尾川とも子のボルダリング入門

初心者必見!ボルダリングのルールと基本の動き

第3回 ボルダリング上達に欠かせない基本の動き

 大谷珠代=日経Gooday

プロクライマーで本連載の講師の尾川とも子さんへのインタビュー準備体操と紹介してきた本連載、いよいよ今回からボルダリング実践編に入る。まず覚えたいのは、ボルダリングのルールと基本の動きだ。まったくの初心者がボルダリングに挑戦する際、どのようなステップを踏むと分かりやすく、かつ上達しやすいかを考え、尾川さんが普段講座などで指導しているのと同じ順番でルールや基本の動きを紹介していく。基本をしっかり押さえられるかどうかが今後の上達のポイントになる。

【ステップ1】まずはとにかく上に登ってみる

 ボルダリングジムに行くと、壁に大小様々な石がくっついているが、この石を「ホールド」と呼ぶ。ボルダリングはこのホールドを使って壁をよじ登っていくスポーツだ。

 最初は登りやすそうな壁を選び、どんな登り方でもいいので、手でつかみやすいホールドや足をのせやすいホールドを使って、とにかく上まで登ってみよう。こうしてホールドをつかむ感覚を覚えると同時に、シューズが足に合っているかどうかなどを確認する。

 上まで登り切った後の降り方は前回紹介した通り。一番上から飛び降りるのではなく、ある程度のところまでホールドを使って下がってから壁の途中で飛び降り、膝のクッションを使いながら両足で着地しよう。

【ステップ2】基本ルールを覚え、初心者コースを登ってみる

 壁に近づいてよく見ると、一つひとつのホールドのすぐ近くに様々な色のテープが張られ、テープには数字もしくは■や△などの記号、「S」「G」といったアルファベットが書かれているのが分かる。

 「スタート」もしくは「S」と書いてあるのがスタート時に持つホールド、「ゴール」または「G」と書いてあるのがゴール時に持つホールドで、ボルダリングでは、スタートからゴールまで、同じ色、同じ数字(あるいは記号)のホールドだけをつかんで登る。たとえば青色の「3S」からスタートしたら、手で使うのは青の「3」に限定され、青の「3G」を目指すといった具合だ。スタートからゴールまでのコースのことを「課題」と呼ぶ。

スタート用のホールドには「スタート」あるいは「S」と書いてあることが多い。
スタート用のホールドには「スタート」あるいは「S」と書いてあることが多い。
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青色の「3」の課題を選んだら、写真上の丸で囲んだホールドしか手で持ってはいけない。
青色の「3」の課題を選んだら、写真上の丸で囲んだホールドしか手で持ってはいけない。
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 スタートとゴールは必ず両手で持つのがルールだ。なお、足を置くホールドについては自由になっている場合(足自由)と、手で持つのと同じ色、数字(あるいは記号)に限られる場合(手足限定)の二通りがある。初心者向けの課題では、足自由が多い。

スタート時には「スタート」「S」などと書かれたホールドを両手で持つ。ゴールは「ゴール」「G」と書かれたホールドを両手で持つ。
スタート時には「スタート」「S」などと書かれたホールドを両手で持つ。ゴールは「ゴール」「G」と書かれたホールドを両手で持つ。
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