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尾川とも子のボルダリング入門

ボルダリング攻略の要はオブザベーションにあり

第10回 ボルダリング上達のために覚えたいオブザベーションのコツ

 鶴見佳子=フリーライター

ゴールから逆算してルートを考える

 一般的にオブザベーションをする際は、スタート地点からゴール地点まで、下から順にホールドを見ながらルートを想定する。オブザベーションの精度を上げるには、それだけでなく、ゴールから逆算して上から下へ、そのホールドを使う手の順番を具体的に検証することも大切だ。

 例えば下の写真を見ながら考えてほしい。

【Q】 尾川さんが指している「A」のホールドから、ゴールのホールドに行く場合、Aのホールドは右手で持っているほうがいいだろうか、左手で持っているほうがいいだろうか。

[画像のクリックで拡大表示]

 Aのホールドを右手で持っていると、ゴールのホールドをクロスで取りに行くことになるがそれは難しそう(下の右写真)。それよりも、Aを左手で持っていたほうが、断然ゴールのホールドを取りに行きやすい(下の左写真)、というのは分かるだろう。

◎左手でAを持っていればゴールに楽々届く
◎左手でAを持っていればゴールに楽々届く
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×右手でAを持っているとゴールになかなか届かない
×右手でAを持っているとゴールになかなか届かない
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 では、Aが左手だとしたら、右手はその前にどこを持っていればいいだろうか。上の写真のBだろうか、Cだろうか。Bだと体をひねらねばならず無理そうだから、Cと考えるのが自然だろう。…このように逆算しながら手を考えるのがオブザベーション上達のもう一つのコツだ。

Aのホールドを左手で持ちたいなら、その前にCのホールドを右手で持っておくといい。
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Aのホールドを左手で持ちたいなら、その前にCのホールドを右手で持っておくといい。

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