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教えて!マイドクター

頭痛の悩みは人それぞれ。ただし、頭痛以外の症状があるなら危険信号

原因の特定が大事で、なかなか治らないなら頭痛専門外来へ

日経Goodayの医師相談サービス 「マイドクター」に寄せられた様々な相談から、特に悩みの多い症状について医師からの回答のポイントを整理してお届けする。第1回は「頭痛」の悩み。精神的疲労による頭痛や、目の疲れや肩こりからくる頭痛など原因や症状も様々だ。頭痛のことをよく知り、適切に対処しよう。

 頭痛で悩む人は多いようだ。現在、日本人の4人に1人が「頭痛持ち」であるといわれている。肩こりからくる頭痛を軽減したいと悩みを相談する人(30代 女性)や、2カ月に1回ほど「片頭痛」が起きるという人(40代 男性)など「マイドクター」にも様々な悩みが寄せられている。

(©imtmphoto-123RF)

 肩こりが原因の頭痛であれば、ストレッチや体操などで首や肩の筋肉を伸び縮みさせるといい。肩こりは首や肩の筋肉の血流障害で、長時間同じ姿勢を取ると起こる。ストレッチや体操をして血液を循環させることが有効なのだ(ストレッチの方法については こちらを参照)。

 また、肩こりが原因の頭痛と思っていても、実は、片頭痛の症状だということもある。首や肩のストレッチを行い、それでも頭痛が改善されなければ、片頭痛の可能性を疑ってもいいかもしれない。

 片頭痛では、頭痛がするだけでなく体の他の場所が痛むことがよくあり、首や肩甲骨の周り、眼の周りなどに出やすいという。先で触れた、2カ月に1回ほど片頭痛が起きるという40代男性は首筋から耳の裏側にかけてとても痛くなるとも訴えており、これに当たるかもしれない。首や肩の強い痛み、特に後頭部にかけて痛む場合は、片頭痛として専用薬での治療を行えば、改善効果を期待できる。

 また、眼精疲労と言われている目の奥の痛みも片頭痛であることが多いので、上記と同様、専用薬での治療で効くことが多い。

「危険な頭痛」の見分け方

 ひと口に「頭痛」と言っても、風邪、発熱を伴うなどの炎症性の頭痛、頚部などの筋肉の緊張性頭痛、精神的疲労による頭痛、頭蓋内血管拡張性頭痛、頭蓋内出血による頭痛など多岐にわたる。先で説明したように、肩こりから来ていると思っていても、じつは「片頭痛」の一種だったということもある。原因が特定しにくいことも多いが、われわれがまず日頃から知っておくべきことは「危険な頭痛」の見分け方だろう。

 例えば、以下のような頭痛以外の症状を伴うものは、症状が治まっても危険なケースがあるので特に気を付けるべきだ。

(1)意識がなくなる

(2)麻痺が起きる

(3)ろれつが回らなくなる、うまく歩けなくなる

 痛みや付随症状がひどくなったり引いたりという波もなく、ずっと同じ痛みが続く場合も脳内の出血や炎症が疑われる危険な状態だという。

 また、今まで感じたことのないような「強い」頭痛、「突然」やって来る頭痛も要注意だ。

 まずは危険な頭痛かどうかを見極め、「危険」を感じたらすぐに受診する、救急車を呼ぶなど緊急に対応しよう。緊急性がないようなら、まずは原因を特定すること。なかなか治らないなら、頭痛専門外来などスペシャリストがいる病院やクリニックを探してみるべきだろう。

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