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教えて!マイドクター

救命救急医に聞く! 正しい診断を導くための話し方・伝え方のポイント(前編)

問診票にはびっしり書いてほしい

 梅方久仁子=ライター

健康診断の結果を活用しよう

質問されても、1年も前のことだとよく覚えていないときもあります。そんなときは、どうしたらいいですか。

沖山 それは、「たぶん夏頃でしたが、よく覚えていません」のように、正直に話すしかないのではないでしょうか。

 普段からの話になりますが、もし何かおかしいと思うことがあったら、何でも記録をつけるといいと思います。そのときは「病院に行くほどじゃないかな」と思っても、半年後、1年後と繰り返して、「やっぱり受診しよう」と思ったときに、1年前の記録があると役立ちます。いまはスマートフォンなどで、気軽にメモを残せます。血圧や体重の値を気軽に記録できるアプリもあるので、健康管理に活用すると便利です。

どんなことを記録するといいのでしょうか。

沖山 やはり、先ほどの5W1Hではないでしょうか。いつ、何をしているときに、どこが、どういう症状だったのか。

 医者の立場からすれば、情報はあればあるほど助かります。1人の診察に割ける時間は限られているので、その情報を得るために時間を延ばすことはできません。でも、決まった時間でできるだけたくさん情報を欲しいという思いは強いんです。

普段から観察しておくべきことはありますか。例えば平熱を測っておくとか。

沖山 血圧は測っておくとよいと思います。それから、はじめて行く病院なら、職場などで受けた健康診断の結果を持って来てもらえると助かります。その日病院で血液検査をして異常な値が出ても、ずっとその値なのか、いま上がっている途中なのかは分かりません。1年前の結果があるだけで、診断のしやすさが劇的に変わります。これも、スマホで写真を撮っておけば、持ち歩くのが負担になりません。

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