日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 医療・予防  > 教えて!マイドクター  > 救命救急医に聞く! 正しい診断を導くための話し方・伝え方のポイント(前編)  > 3ページ目
印刷

教えて!マイドクター

救命救急医に聞く! 正しい診断を導くための話し方・伝え方のポイント(前編)

問診票にはびっしり書いてほしい

 梅方久仁子=ライター

問診票はびっしり書いても大丈夫

問診票では、今飲んでいる薬について聞かれますけど、サプリメントや健康食品まで、書いた方がいいでしょうか。

沖山 それは、全部書いた方がいいと思います。私は診察のときには、あらためて「サプリメントや漢方は飲んでいますか」「風邪薬や痛み止めを飲むことはありますか」のように聞いています。「サプリメントは飲んでいません」と言う患者さんでも、「ビタミン剤はどうですか」と聞くと、「はい」と答えが返ってくることもあり、ここでも認識のずれをすり合わせる作業が必要になります。サプリメント関連では、表現を変えて5回くらい質問することもあります。それくらい医学的には重要な情報ですから、問診票には、ぜひ細かく書いてください。

問診票には、たくさん書いた方がいいのでしょうか。あまりびっしり書いたら、読むのが大変ではないかと思うのですが……。

沖山 時間があるようでしたら、問診票にはできるだけ細かく書いていただきたいです。診察時間は限られていますが、書かれたものは読みますし、話すよりも読む方が速いですよね。たくさん書いてあるのを見ると「熱心な患者さんだな」と良い印象をもつ医師は多いです。実際、情報が多いと診療の上でとても役立ちます。

 問診票だけでなく、問診のときには持っている情報は出し切ってもらうと助かります。

 医師は、最初に症状を大きくパターンで分けて、その後、それが本当に正しいかを一つずつ確認していきます。最初に「今日はどうしました?」と聞くのは、大まかなパターンを捉えようとしている段階ですから、そのときには、手がかりになりそうな情報は多いほど助かります。「吐き気は食後に出ますか?」といった細かい質問に入ったときは、医師の頭の中では自分の判断したパターンが正しいかどうかの確認作業に入っている状態です。一定の手順に従って聞いていくので、この段階では逆に、医師にある程度会話の流れを預けてもいいかもしれません。

日経グッデイ初割春割キャンペーン2022

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 放置すると命を脅かす「高血圧」 140未満でも油断禁物

    収縮期血圧(上の血圧)が基準値の140より低くても130以上であれば「高値血圧」と言い、生活改善が望まれる。そこで本記事では、なぜ血圧を下げる必要があるのかや、手軽で効果的な「血圧リセット術」について紹介する。今年こそ、高血圧を改善しよう。

  • 健康長寿の生命線! 放置は禁物 「腎臓」の異常値

    生命維持に欠かせないさまざまな機能を担っている腎臓は、よほど悪くならない限り悲鳴を上げない「沈黙の臓器」でもある。本記事では、大切な腎機能が失われる前に、異常値にどう対処すればいいか、腎臓を守るためにはどのような生活習慣に気を付けていけばいいかについて解説する。

  • 加齢で進む胃の不調 機能性ディスペプシアと逆流性食道炎の原因と対策

    加齢により胃の機能が衰えると、さまざまな不調が起きる。ピロリ菌の除菌が進んで胃がんや胃潰瘍が減ってきた今、胃の病気の主役は、胃もたれや胃痛の症状を招く「機能性ディスペプシア」と、胸やけやげっぷが起きる「逆流性食道炎」の2つに移行しつつある。なぜ機能性ディスペプシアと逆流性食道炎は起きるのか、どのような治療が必要なのか、セルフケアで改善・予防できるのか。このテーマ別特集では、胃の不調の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設 日経Gooday初割キャンペーン2022

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.