骨盤の可動域を広げてウォーキングのスピードアップ
ウォーキング実践セミナーの参加者も効果を実感
氏家裕子=ライター、稲川哲浩=日経Gooday
日経Goodayは、9月5日から10月30日にかけて、読者の方々100名にご参加いただくウォーキング実践コンペを開催しています。この連動企画では、日々のウォーキングの達成度(歩行距離、早歩き歩数、階段登り歩数)などをランキング形式で毎週ご紹介するとともに、ウォーキングのメソッドやQ&Aもお伝えしていきます。コンペ参加者はもちろん、読者の方々にも意欲的にウォーキングに取り組んでいただき、ダイエットや生活習慣病の予防など健康増進のお手伝いをしたいと考えています。
10月に入ってから、朝晩の冷え込みが感じられるようになってきました。9月5日に始まった日経Goodayの読者100人が参加する「ウォーキング実践コンペ」(最終ページ参照)では、歩行距離や階段歩数などに関する5週間目までのデータ集計が終わりましたが、毎朝のウォーキングで体を温めるには絶好の季節になりました(ランキング表は4ページに掲載しています)。
快眠、体調、脚力アップに効果
ウォーキングコンペを5週間終えた今回は、「快眠が得られた(回答者数25人)」「脚力がついてきた(同25人)」「体調が良かった」(同24人)といった効果を感じる参加者が多く、ここ数週間は同じ傾向が続いています。
長く歩くために、普段使っている駅より手前の駅で降りる人も多く、大阪府の51歳男性からは、「帰宅途中のウォーキング区間を3駅から4駅へと変えたところ、意外と短い時間で歩けて、少し脚力がついてきたことを実感しました」とのコメントが届きました。また、千葉県の47歳男性は、「1日だけ会社帰りに1駅手前で降り、都会ではないので真っ暗な道もあってドキドキしましたが、夜の町の違った一面を見ることができました」とのこと。皆さんがそれぞれのやり方で、自分なりのウォーキングの楽しみ方を見つけてくれているようです。
一方で、こうした通勤時のウォーキングは荷物を持ちながら歩くことになるため、肩や背中に凝り、痛みを感じるといった声を多く頂きました。前回記事「骨盤のゆがみを改善し、ダイナミックウォーキング!」の3ページ目では、こうした荷物を持ちながらのウォーキングで左右のバランスを整えるための工夫について紹介しています。また、第4回記事で紹介した「腕伸ばしウォーキング」と、第5回記事で紹介した「背肉絞りウォーキング」は、肩こりの解消にも効果的とされています。あらためて取り入れてみてはいかがでしょうか。
