日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > Goodayクイズ  > 風邪には、ビタミンCよりビタミンD?  > 2ページ

Goodayクイズ

風邪には、ビタミンCよりビタミンD?

クイズで学ぶ「風邪予防」

 日経Gooday編集部

ビタミンDには風邪やインフルの予防のエビデンスがある

 正解は、(1)ホントです。

一般にビタミンCが風邪にいいと言われていますが…。(c)subbotina-123RF

 「風邪予防には〇〇がいい」などという話は多くあります。食べ物(栄養)では、一般に「ビタミンC」が風邪にいいといわれています。

 しかし、呼吸器疾患のエキスパートとしてテレビなどでもおなじみの池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さんは、「エビデンス(科学的根拠)から見ると、風邪にはビタミンCよりもビタミンDがいいといえます。ビタミンCが風邪に効くかという研究は長年行われてきましたが、結果が一致しておらず、結論は出ていません。一方、ビタミンDは風邪、インフルエンザ、肺炎など呼吸器感染症の予防に役立つというエビデンスがあります(*1)」と話します。

 ビタミンDは、「サンシャイン・ビタミン」などと呼ばれることがあるように、日光に当たると体内でビタミンDが作られます。「1日に必要なビタミンDを合成するために必要な日光浴の時間は、冬の関東であれば1日22分程度になります」(大谷さん)

 また、「睡眠不足が続くと風邪を引きやすい」という話を聞いたことがある人もいるでしょう。これも決して気のせいではありません。実際、睡眠不足は免疫力を落とし、風邪のウイルスに感染しやすくなります。

 164人のボランティアを集めて行われた米国の研究によると、1日の睡眠時間が7時間以上の人に比べて、5時間未満の人が風邪にかかるリスクは4.5倍、5~6時間の人は4.2倍も上がります(*2)。風邪を引きたくなければ、しっかり睡眠時間を確保することが大切です。

 なお、風邪の引き始めには、軽い運動がお勧めだと大谷さんは話します。

 「軽い運動は免疫力を上げるので、初期の風邪ならそれだけで治ることもあります。ただし、激しい運動は避け、軽めの運動をしてください。私は普段の週末はプールで1kmほど泳ぐのですが、風邪の引き始めは5分ほどで切り上げます。これが割と効果があります」(大谷さん)。ただし、高熱が出たり、咳き込んでいたり、だるいときに運動するのは避けてください。

*1 BMJ. 2017;356:i6583.
*2 Sleep. 2015;38(9):1353-9.
この記事は、「食後、右向きに寝るのは危険!? 誤嚥を防ぐポイントはこれだ」(執筆:伊藤和弘=フリーランスライター)を基に作成しました。
関連記事

先頭へ

前へ

2/2 page

  • facebookでシェア
  • Twitterにツイート
日経グッデイ春割キャンペーンG

PR

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

FEATURES of THEMEテーマ別特集

テーマ別特集をもっと見る

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

PC表示

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.