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Goodayクイズ

お酒を飲んで顔が赤くなる人は骨折しやすい?

クイズで学ぶ「飲酒と骨折リスク」

 日経Gooday編集部

 正解は、(1)骨折しやすいです。

お酒で顔が赤くなる人は骨折リスクが2.5倍!

 近年、健康寿命がクローズアップされる中で、大きなリスク要因として挙がるのが「骨折」です。「転んで、骨折して、そのまま寝たきりに…」という話がマスコミでよく取り上げられています。

 特に怖いのが、大腿骨近位部の骨折。大腿骨は、足の付け根から膝までの骨で、体を支える最も大きい骨のこと。大腿骨近位部骨折は、その骨が足の付け根付近で折れてしまう骨折なのです。この部分が骨折すると、立つことはもちろん、歩くことすら困難になってしまいます。

[画像のクリックで拡大表示]

 慶應義塾大学医学部 整形外科学 先進運動器疾患治療学寄付講座 運動器科学研究室 室長の宮本健史さんは、「骨粗しょう症による大腿骨近位部骨折の患者は増加し続けています。2014年のデータで大腿骨近位部骨折は年間19万件、1日平均で約500人になる計算です」と説明します。

 宮本さんたちは、大腿骨近位部骨折を起こした92人の遺伝子(ゲノムDNA)を回収し、解析したところ、「お酒を飲んで赤くなる人は、骨折のリスクが2.48倍になるということがわかりました」(宮本さん)

お酒を飲まなくても、顔が赤くなる人の骨折リスクは高い

 それでは、お酒を飲んで顔が赤くなりやすい人であっても、お酒を飲み過ぎなければリスクを抑えられるのでしょうか?

 「実は、今回の研究の対象者は、基本的にお酒をほとんど飲んでいない方々です。つまりアルコール耐性が弱い遺伝子を保有している方は、お酒を飲む、飲まないにかかわらず、骨折のリスクが高いのです」(宮本さん)

 骨がもろくなる骨粗しょう症のリスクを上げる要因は、アルコールが分解されるときに生じるアセトアルデヒドだと考えられます。お酒を飲んで顔が赤くなる人は、飲酒したときにアセトアルデヒドの影響をより受けやすいのですが、実はアセトアルデヒドは、野菜や果物にも微量ながら含まれているのです。

 「食べ物から微量のアセトアルデヒドを長年にわたって摂取し続けることもまた、骨粗しょう症を引き起こす原因の一つとなっている可能性があるのです」(宮本さん)

 お酒を飲んで顔が赤くなる人は、お酒を飲む、飲まないにかかわらず、カルシウムなど骨の材料を意識して摂取し、運動などで骨に刺激を与えることを習慣にするようにしましょう。

この記事は、お酒で顔が赤くなる人は骨折リスクが2.5倍!(葉石かおり=エッセイスト・酒ジャーナリスト)を基に作成しました。
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