正解は、(2)ウソ です。

「ちょっと食べ過ぎて、翌日体重計に乗ってみたら体重が増えていた。太ってしまった」と感じる方は多いかもしれません。しかし、食べたものが体脂肪に変わるまでには、早くても3日~1週間程度かかります。前日に食べたものが原因で「太る」ことはありません。
「太っていないのに体重が増えている」とはどういうことなのでしょう。多くの人が「食べ過ぎた」と感じるのは、飲み会帰りのラーメン、焼き肉の締めの冷麺など、炭水化物をたくさん食べたときが多いのではないでしょうか。炭水化物は、体内に蓄えられるときに水を吸着する性質があります。また塩分の高い食事をしたあとは、のどが乾いて水分を多く摂取しているはず。そのため、炭水化物をたくさん食べた翌日は体内の水分量が増え、体重が増加するのです。
ただ、そのままにしておけば炭水化物は糖質に変わり、やがて体脂肪になってしまいます。食べ過ぎた翌日など、炭水化物が体内に糖質として残っているタイミングで運動をすれば、簡単にエネルギーを消化することができます。時間が経ち、糖質が体脂肪になってしまったあとは、ランニングなどの「有酸素運動」が必要になります。
さらに詳しい解説はこちら。
◆中野ジェームズ修一が熱血指導! 『ぽっこりお腹解消メカニズム』
1カ月で体重が2キロ以上落ちたら“失敗”!?
関連記事
(構成:高橋三保子=フリーライター)